住まいのプロが提案「イエコト」
プロが提案!住まいのヒント(20ページ目)
住宅・不動産の専門家たちが、プロならではの住まいのアイデアやヒントをご提案します。住まいのおもしろさを見つけてください。
記事一覧
【書評】~『住み直す』~住居自体を“整理整頓”する
ガイド記事田中 和彦誰もが憧れるタワーマンション高層階での快適な暮らし。29階にある3LDKの住戸で広さは80平米。リビングの窓からは琵琶湖が一望でき、最寄りのJRの駅までは徒歩3分。タワーマンションから築50年の一戸建てに!住まいの形としては「あがり」に近いと思うのですが、この本に書かれている井上さんご夫婦は違いまし...続きを読む
【書評】~『最後の色街 飛田』~土地に皆、歴史有り
ガイド記事田中 和彦大阪市営地下鉄御堂筋線「動物園前」駅から住宅密集地を通って南へ7~8分、谷町線「阿倍野」駅からは再開発のマンション群を抜けて西へ8~9分程度。間口の狭い「料亭」が建ち並ぶ一角があります。そこが飛田新地、住所は大阪市西成区山王です。たった百年、でも濃ゆい歴史大阪の人ならば名前は聞いた事があるでしょうが...続きを読む
【書評】~『藩と県』~日本各地の意外なつながり
ガイド記事田中 和彦江戸時代、日本各地は今の県境とはことなる「旧国」に別れていました。大阪府は摂津国(せっつのくに)/河内国(かわちのくに)/和泉国(いずみのくに)の3つ。摂津国は兵庫県にもかさなる部分が多く有り、同じ兵庫県にある丹波国(たんばのくに)はその大部分が現在の京都府下。いまの都道府県が、旧国のどこにあたるか...続きを読む
避難先で手軽にできる、真冬の寒さを乗り切るコツ
ガイド記事井上 恵子全国で33万5千人が避難生活東日本大震災復興対策本部事務局が発表した「全国避難者等の数」によると、全国で避難している人等の数は約33万5,000人、そのうち「避難所」にいる人は4都県で約680人、「仮設住宅・借り上げ住宅等」に入居済みの人は全国で約31万7,000人、避難先は全国47都道府県1,20...続きを読む
ウィンドウから覗くパリのインテリア&雑貨屋
ガイド記事菅野 民子子ども服のBONTON子ども服のBONTON地下の雑貨売り場マレ地区にある人気のセレクトショップ“MERCI(メルシー)”から、道を隔てた隣にあるのが子ども服のショップ「BONTON(ボントン)」です。この「BONTON」は、超高級子ども服の「BONPOIN(ボンポワン)」のオーナーの息子が作った手...続きを読む
「窓断熱ボード」と「水滴ワイパー」を使ってみました
ガイド記事井上 恵子省エネ・結露防止に窓に断熱対策を早めに窓の断熱・結露対策をしておきましょう。複層サッシや断熱サッシがあればいいけれど、普通の単板サッシの家はまだまだ多数派。これからは朝起きるとサッシに結露がびっしりの日々が始まります。カーテンにカビは生えるし、結露はいいことがありません。結露をなるべく発生させないた...続きを読む
部屋干しの洗濯物をサーキュレーターで効果的に乾燥させる方法
ガイド記事井上 恵子部屋干しの洗濯物をサーキュレーターで乾燥!しとしと雨が降り続く梅雨の時期や気温が低く曇りや雪の日が多い冬は、洗濯物の室内干しの機会が増えます。近年ではそれに加え、花粉シーズンやPM2.5、黄砂の飛来など、一年を通して部屋干しする機会が多くなっています。梅雨、梅雨や真冬の時期だけでなく春先の花粉やPM...続きを読む
【書評】~『土地の文明』~五・十日が混むのはなぜ?
ガイド記事田中 和彦都心迄の時間、駅からの距離、買物施設、役所に病院。生活インフラの条件が同じでも、街が変われば住み心地も変わります。その街特有の何かがあるように思えます。今回紹介する『土地の文明』では、著者自身が「日本とは、日本人とはなにか」という問いを解決していく足がかりとして、「その地方の謎を探し、それを解き明か...続きを読む
ピアノの地震対策。重いのに動くピアノの注意点
ガイド記事井上 恵子地震時に倒れやすい家具は?1995年の阪神淡路大震災における住宅内部の被害状況はどうだったのでしょうか。戸建住宅および超高層を含む集合住宅を対象とした調査結果は【表1】のようになっています。【表1】阪神淡路大震災の家具の被害状況。日本建築学会調べ(クリックして拡大)。これにより、転倒した家具の割合は...続きを読む
震災復興に生きる、社会の「見えない財産」
ガイド記事中川 寛子岩手県大槌町、復興の現場からの声を聞いた友人が岩手県大槌町の復興支援に取り組んでいます。大槌は盛岡から遠野を経て太平洋岸に至る遠野街道の終着地で、鮭や昆布、砂金などの産地として古くから栄えてきた街。東日本大震災では町長を始め、死者、行方不明者1300人余の被害を受けました。その友人と電話で話していた...続きを読む