セクシュアルマイノリティ・同性愛
映画・ブックレビュー(2ページ目)
映画・ブックレビューの記事をご紹介。
記事一覧
歌川たいじ新作『ブレイクスルー』
ガイド記事後藤 純一東京でも初雪が降りましたね。街のあちこちで輝くイルミネーションにウットリしたり、マッキーの『冬がはじまるよ2012』とかKARAの『ウィンターマジック』を聴きながら、紅白にユーミンや聖子(と沙也加)が出ることに胸をときめかせながら、12月を実感している方もいらっしゃるかと思います。年末のお仕事や忘年...続きを読む
ドラァグクイーンが活躍する舞台『Lipsynca』
ガイド記事後藤 純一たくさんのクイーンたちが客席(中央出入口)から登場し、お客さんを楽しませます2009年、大阪の京橋花月(吉本新喜劇でおなじみの劇場)で、ナジャさんやフォクシーさんら本物のドラァグクイーンが登場する『Lipsynca~ヒールをはいたオトコ!?たち~』というお芝居が上演されました。ドラァグクイーンがおも...続きを読む
名作ゲイ映画『あしたのパスタはアルデンテ』
ガイド記事後藤 純一シルバーウィークはレインボーマーチ札幌(今年は雨だったそうですが、去年よりも100人くらい参加者が増え、感動的なパレードになったようです)やアゲハ(超楽しかったです!)などを楽しんだ方も多かったことでしょう。長かった残暑も落ち着き、にわかに「風は秋色」ですね。この週末は、お友達や彼氏といっしょに映画...続きを読む
それでも恋はやめられない:伏見憲明『百年の憂鬱』
ガイド記事後藤 純一早いもので、8月ももうすぐ終わりです。みなさん、HOTな夏恋してますか?花火やプールを楽しんでますか?ゴトウは急に寒くなったせいで風邪をひき、セミの大合唱を聴きながら諸行無常の境地です。さて、遠くに花火が見えたり、プールサイドで青空を見上げたり、渡辺美里の歌を聞いたりすると、ふと若かりし頃のいろんな...続きを読む
この冬のオススメ漫画いろいろ
ガイド記事後藤 純一とんでもなく寒い日が続きますが(大雪の地方も多いと思います…お見舞い申し上げます)、みなさん、風邪などひいていませんか?そういう僕も風邪っぴき…ダンナもそうですが、なかなかシャキっと治らず、ぐずぐず引きずっています。こうも寒いと、なかなか外に出ようという気にもならず、家であったかく過ごそうと思っちゃ...続きを読む
エイズにも負けない愛~『RENT』
ガイド記事後藤 純一映画『RENT』。テーブルの上で踊っているのがエンジェルですアーティストとして成功することを夢見て、ニューヨークのイーストビレッジで家賃(RENT)を払うのに必死な暮らしをしている若者たち。彼らはゲイだったり、HIVに感染したり、さまざまな厳しい現実に直面していますが、それでも自由と夢をあきらめず、...続きを読む
死をも乗り越える恋の強さ…映画『シングルマン』
ガイド記事後藤 純一トム・フォードの美学とゲイテイストがこれでもかと詰まった映画『シングルマン』。身悶えするほど脳内麻薬が出まくります。これぞゲイ映画。素晴らしくゲイ映画です。とにかく映像が美しい。どのカットを取っても宣伝用のスチール写真に使えます。まるでファッション広告を見ているようです。しかし、単なるお耽美な映画で...続きを読む
意外に感動!見所の多かった『SATC2』
ガイド記事後藤 純一6月4日、待望の映画『セックス・アンド・ザ・シティ2(SATC2)』が公開されました。キャリー、サマンサ、ミランダ、シャーロット、それぞれの人生の行方が、あいかわらずゴージャスに、そして彼女たちらしく、描かれていきます。(4人のキャラをよく知らない…という方はこちらをご覧ください)キャリーとMr.B...続きを読む
泣ける!映画『プレシャス』
ガイド記事後藤 純一GW前に公開され、メディアがこぞって絶賛したアカデミー賞映画『プレシャス』。この世の不幸を一身に背負い、どん底としか言いようのない暮らしを余儀なくされているプレシャスが、教師やソーシャルワーカーの助けを得て少しずつ人生に希望を見いだしていくという物語です。この映画、まちがいなく泣けるのですが、観終わ...続きを読む
伏見さんの小説単行本『団地の女学生』
ガイド記事後藤 純一2003年に文藝賞の栄誉に輝いた小説『魔女の息子』(河出書房新社)に続き、伏見憲明さんが2008年に『すばる』誌上で発表した中編小説『団地の女学生』、2009年に同誌上で発表した『桜草団地一街区爪を噛む女』の2作品を収めた単行本『団地の女学生』(集英社)が発売されました。『じりラブ』と同じく集英社と...続きを読む