男の腕時計
スイスの老舗高級ブランド(3ページ目)
パテック フィリップ、オーデマ ピゲ、ヴァシュロン・コンスタンタンといった憧れの「雲上ブランド」を中心に、スイス高級時計の頂点を紹介。
記事一覧
ヴァルカンの時計を自作する醍醐味
ガイド記事菅原 茂残りわずか。時計職人気分で挑戦するチャンス時計好きが高じると、手に入れるだけでは飽きたらず、自分で作ってみたくなるだろう。とはいえ、一般の愛好者がそうした機会を手に入れることは、まずないといってよい。時計づくりは、技術に習熟した職人だけに許される専門分野だからである。パーツと工具、組み立ての説明書な...続きを読む
ブレゲ(Breguet)の「マリー・アントワネット」復刻
ガイド記事菅原 茂ついに発見!?ブレゲ(Breguet)伝説の時計「マリー・アントワネット」とは以前欧米で話題になったサスペンス小説がある。「TheGrandComplication」と題されたその小説は、主人公の図書館員が、ブレゲの伝説の時計「マリー・アントワネット」の盗難事件にまつわる謎解きに挑む非常に興味深いス...続きを読む
ヴァシュロン・コンスタンタンの新機軸
ガイド記事菅原 茂自分仕様の腕時計を手に入れる贅沢誰でも「自分仕様」へのこだわりを持っている。同一規格の量産品があふれるほど、どこかが違っていたり、もっと自分に合ったモノが欲しくなるのが人情だ。十人十色。人それぞれに個性がある限り、そうしたこだわりがなくなることは、まずない。ヴァシュロン・コンスタンタン「ケ・ド・リル...続きを読む
150周年を機に意欲を燃やすヴァルカン
ガイド記事菅原 茂ヴァルカンの知られざる歴史スイスの著名な時計ブランドは19世紀後半に創業したものが少なくない。小規模な工房で手作りされていた時計が、近代的な産業として発展するのがちょうどこの時期にあたるからだ。ヴァルカンも、1858年にモーリス・ディディシャイムが設立した時計工房に遡る。ミニッツリピーターなど、彼が...続きを読む
21世紀の時計をデザインするロドルフ
ガイド記事菅原 茂アプローチは、はじめにデザインありきアーティストらしい風貌が印象的なロドルフ・カタンロドルフ・カタンは、スイスでも指折りの時計デザイナーである。著名な老舗ブランドのためにさまざまなデザインを手がけてきた才人としても知られ、現在フランク・ミュラーウォッチランドグループの一員として自身のブランド「ロドル...続きを読む
王道を行く老舗パテック フィリップの貫禄
ガイド記事菅原 茂往年の名品を再現する新しい「ワールドタイム」パテックフィリップの良さを問われると、著名な老舗ブランドとして確たるプレステージを備えること、機械式時計としての品質が卓越していること、飽きのこない控えめで上品なクラシック・デザインであることなど、さまざまな答えが思い浮かぶ。時計好きに言わせれば、パテック...続きを読む
挑戦者ピエール・クンツの刺激的な最新作
ガイド記事菅原 茂1本の針によるかつてない新しい時の表現現代の天才時計師の一人に数えられるピエール・クンツは1959年生まれ。フランク・ミュラーのウォッチランドでその才能が認められて自身のブランドを創設。2002年に初コレクションを発表したピエール・クンツといえば、針が反復運動をして時刻やカレンダーなどを表示するレト...続きを読む
北京オリンピックでも活躍するオメガ
ガイド記事菅原 茂注目は「オリンピックタイムレスコレクション」オメガほどオリンピック競技と緊密なパートナーシップを保ってきた時計メーカーは他に例がない。1932年のロサンゼルス大会で30個のクロノグラフ(ポケットウォッチ型)を提供したのを皮切りに、今度の北京オリンピックを合わせて、公式計時の担当はじつに23回にも及ぶ...続きを読む
ジャガー・ルクルト、175周年の躍進
ガイド記事菅原 茂175周年を記念する芳醇な味わいのコレクション4月のスイスの時計展示会を訪れて最も印象深かったブランドの一つがジャガー・ルクルトだった。シンプルな薄型ドレスウォッチからスポーツウォッチ、超絶級のコンプリケ-ションまで、質、量ともに充実した内容で楽しませてくれたからだ。創業175周年。歴史に裏付けられ...続きを読む
IWCの歴史を彩る伝説の傑作が甦った
ガイド記事菅原 茂いわば手に入るミュージアムピースIWCがスイス北東部、ライン河畔の小さな町シャフハウゼンに創業してから140年が経った。昨年は社屋の正面玄関に大規模なミュージアムも開設し、あらためて豊かな歴史を振り返ったIWCだが、この春に発表された「ヴィンテージコレクション」は、ミュージアムでも目にすることができ...続きを読む