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ついに配当利回り16%の優良企業も

情報をよく見ていると、この世界的な金融危機の中にもチャンスがあります。今回の株価暴落の中で、ついに配当利回り16%近くになる優良企業も出てきました。

戸松 信博

執筆者:戸松 信博

外国株・中国株ガイド

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ついに配当利回り16%の優良企業も

情報をよく見ていると、この世界的な大暴落の中にもチャンスがあります
世界的な株価暴落の中で、ついに配当利回り16%近くになる優良企業も出てきました。たとえば、クーロンフィッシュ(ホーチミン市場、証券コード:ACL)
という以前にもご紹介したベトナムの銘柄がありますが、同社は08年の配当案を従来の35%から60%に変更する計画を発表しています。ちなみにベトナムの配当は株券の額面である1万ドンに対して何%を配当するという表示方法をとります。したがって、配当案60%というのは年間6000ドンのことを指します。

さて、08年10月30日の終値をみてみますと株価は3万6000ドンですから、配当利回りは6000÷3万6000で16.7%となります。この配当利回りが継続したとすると、株価が今後ピクリとも動かなかったとしても、6年で2倍になる計算です。

ところで、このような配当の上方修正などのベトナム株の情報はどこで確認すれば良いかというご質問を結構いただきます。たしかにしょっちゅうベトナムに現地視察に行けるならいいですが、普通はそうはいきませんからね。今回のクーロンフィッシュの増配計画発表も、気をつけてみていなくては見落としてしまいます。

しかし、今は無料でも、日本語でいろいろと詳しい情報を、見ることができます。まず最も情報量が豊富で詳しいと思われるのがベトナム株情報です。企業の決算情報からベトナム株全体にかかる情報まで幅広く情報を見ることができます。ちょうど、08年11月3日(月)から11月13日(木)の10日間に限り、「有料コンテンツ」を無料で見ることができるキャンペーンをやるそうなので、興味の有る方はこの機会に一度試してみるとよいのではないかと思います。四季報のようなベトナム株の企業情報一覧も見ることができますので、どのような銘柄があるか? と知りたい方などにもうってつけなのではないかと思います。

それからベトナム株式投資ニュースというHPがあります。こちらも情報が豊富ですので是非、一度ご覧になられてみることをオススメします。

<おわり>

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