ますます注目が高まるブラジル株

 ドバイショックが起きた翌週、ブラジル・サンパウロ証券取引所のボベスパ株価指数は年初来高値を更新しました。ブラジルは加熱する海外からの投資資金流入を冷ますために税率を上げ、その直後はさすがに株価は下がりましたが、下がったところは長期的な成長に買い進む投資家が多く、あっさりと高値を更新している状況です。また、ブラジルの2009年7-9月期GDPが前期比+1.3%増加し、1.9%増だった4-6月期に続いて2期連続のプラス成長となりました。2期連続のマイナスがリセッション入りですから今度は再成長へ向かっていることになります。このような状況から考えてブラジル株に投資をしてみたいと考える方も多いと思います。

手っ取り早くブラジル株を買うには

ブラジル株に投資する最も手っ取り早い方法は東証に上場しているブラジルの上場投信(ETF)である(NEXT FUNDS)ブラジル株式指数上場投信(東証:1325)を購入することです。外国株式口座など、特殊な口座を開くことなく、日本株を買うのと同様の感覚で買うことができます。また、100口単位ですが、2009年12月時点では株価は330円前後で推移しており、3万3000円程度から買えます。これなら何回か飲みに行くのを我慢すれば買うことが可能な金額ですし、毎月とか、半年に1回とか決めて買い貯めていくことも可能です。

個別株も取引可能に

個別株の売買がしたい貴方には、新興国に強い証券会社であるニュース証券でブラジル株の取り扱いが始まりましたので、そちらで個別株を買うことも可能です。また、楽天証券やSBI証券、大和証券などではブラジル企業のADR(米国預託証券。米国市場で外国企業が発行する証券で、株を所有するのと同じ効力があるもの)が取り扱われていますのでそちらを買うことでも投資可能です。ニュース証券で個別株を買う場合、取り扱い銘柄がたくさんある利点があります。一方、米国ADRを買う場合は手数料がこなれているといった利点があります。ADRは銘柄が少ないのが難点ではありますが、鉄鉱石最大手のヴァーレやブラジルの石油業務を一手に担うペトロブラスなどの、いわゆる外せない主要銘柄は売買が可能です。

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