好調な企業業績を背景に米国のハイテク株の株価は右肩上がり

好調な企業業績を背景にナスダック総合指数はどこまで上がる?

好調な企業業績を背景にナスダック総合指数はどこまで上がる?

17年11月も米国のナスダック総合指数は史上最高値を更新を続けています。同指数の半数近くを占めるのがハイテク銘柄です。ちなみに半導体関連銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体指数も過去最高値を更新しています。

2017年は指数が次々と切り上がる中、「FAAMG」(Facebook、Amazon、Apple、Microsoft、GOOGLE(Alphabet))などの代表銘柄以外を筆頭に右肩上がりのチャートとなっている銘柄が続出中です。

これらの銘柄は2017年はじめ時点で、すでに右肩上がりで過去最高値にあり、過熱感があったようにも見えたかもしれません。しかしその後も好調な企業収益環境から予想を上回る増収増益を四半期ごとに続け、株価上昇は止まらなくなっています。

ナスダックは7000ポイント超へ

ナスダックが、ITバブル時につけた5,132ポイントの過去最高値を更新したのは昨年8月の事でした。その時点ですでに高い、バブルだとの声もありましたが、現在同指数は6,862ポイントまで伸び続けてきました。しかし今の業績や景気動向を見ると、まだ上に行くと思います。ITバブル時の最高値は、インフレ調整をすれば現在の7,000ポイントくらいに相当するとの事で、それくらいは十分超えて行ってよいと思います。経済規模や企業の規模、利益水準が当時より桁違いに大きくなっているからです。当時の企業買収金額と時価総額は数千億円、兆円という単位でしたが、今や10兆円、百兆円という話になってきているのです。

ナスダックの中でも半導体は最も好調な業種です。3次元(3D)積層技術によって、平面だったマイクロチップの基盤が高層ビルのように上に積み上がり、新次元の性能を可能とすることから、その製造に対する設備投資需要がチップメーカーに押し寄せています。こうした高性能チップが使われるのは、従来のスマホやPCなどのほか、人工知能(AI)、増え続けるカメラ(セキュリティや認識)、急増する大規模データセンター、自動車へと広がり、そしてIoT時代も押し寄せており、過去のいずれの半導体サイクルの中でも最強・最長となる可能性あります。

米国株の上昇は日本株の参考にも

こうした米国株の状況は、先行事例として今後の日本株投資の参考にもなると思います。日本株は17年9月以降にようやくエンジンが掛かり、久しぶりに高値を更新してきたばかりで、米国の周回遅れというところです。しかし、この出だしの所ですでに高いと思っていると、その後も次々と好調な決算が続き、延々とさらに上がり続けることを見逃してしまうでしょう。企業業績が伸びる限り、どこまでも上がり続ける様子を米国株が先行して示しています。

たとえば日本の半導体製造装置株の2016年9月~2017年3月までの株価騰落率は下記のようになっていました。すでに大きく騰がり過ぎたようにも見えたところから、それ以降、17年11月までのパフォーマンスはさらに以下のように伸びあがっています。

いずれも日本株トップファンダメンタル50銘柄の上位銘柄であり、半導体銘柄が好業績を背景に上昇している点は日本・米国ともに同じ流れと言えると思います。

参考:米国株通信


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