自動車保険/自動車保険の等級制度とは

割り増し等級はいつまで残る?(2ページ目)

保険会社を変えた場合や記名被保険者が変更になった場合などに、等級による割増や割引が引き継がれる条件についてご案内します。

執筆者:松本 進午

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しばらく車に乗らないとき

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一定の条件で等級をキープしておくことができます。
さて、ここまでのお話には一つ例外があります。現在の契約が7等級以上で、しばらく車に乗らなくなった場合(被保険自動車の廃車・譲渡、車検切れ、長期にわたる海外渡航など)には、保険会社から「中断証明書」というものを発行してもらうことができます。

この証明書は、契約の満期日または解約の日から13ヶ月以内に保険会社に申し出ることにより発行されます。この制度によって、10年間まで等級をキープしておいて、再びお車を持つことになった時のために備えることができますので、ぜひとも覚えておきたいところです。


親の車の割引を継承できる?

免許を取ったばかりの未成年者が新規に自動車保険に入る場合、通常であればそれなりの保険料を覚悟しなければなりません。しかし、ここでもし両親の車に割引が適用されている保険が付いていれば、この保険を新しい車に入れ替えて、もとの車に新規で保険を付けることにより、保険料を安く抑えることができる可能性があります。

さらに、この場合、もとの車と新しい車の所有者、記名被保険者が一定の条件を満たせば、もとの車に複数所有新規割引を適用して、7等級から契約をスタートさせることもできるかも知れませんので、保険会社に相談してみると良いでしょう。
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