自動車保険/自動車保険関連情報

自転車にひかれた!どうする?~その2~(2ページ目)

自転車にひかれた場合であっても、相手に落ち度があれば、損害の賠償を請求することができます。この記事では、損害賠償問題のポイントである「落ち度=過失」についてお話します。

松本 進午

現実はとても厳しいのです

また、自動車による人身事故の被害者は、大きな過失がない限り、自賠責保険の保険金を減額されることはありませんが、自転車事故のような、一般の不法行為による被害者は、容赦なく過失相殺されてしまいますので、仮に損害賠償を受けることができたとしても、相当の減額を余儀なくされる可能性があります。

そもそも自転車対歩行者の事故では、どちらがどのくらい悪いのかについて、判断が難しいケースが多く、加害者となってしまった人が自ら非を認めてくれない限り、現実問題として、被害者が加害者の過失を立証して損害賠償を請求するのは、非常に難しい作業になります。

ところで話しは変わりますが、このようなケースに備えることができる保険はないのでしょうか?被害者・加害者どちらの立場も決して他人事ではありませんよね?

次回はこのような場合に役立つ保険についてご案内します。
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