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どちらが有利?ネット定期VS個人向け国債(2ページ目)

2009年4月発行の個人向け国債の金利が発表されました。ネット定期とどちらが有利なのでしょうか? 期間と予算で比べてみました。

坂本 綾子

執筆者:坂本 綾子

預金・貯金ガイド

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おすすめは期間1年のネット定期、ネットバンキングに抵抗があるなら個人向け国債も選択肢

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ネットバンキングを使いこなしているならネット定期。銀行の窓口派なら個人向け国債。
個人向け国債のメリットは、1万円からの小額でも普通の定期預金より高い金利を得られるところ。また、ゆうちょ銀行や都市銀行など、いつも取引のある銀行で購入できることです。デメリットは、固定5年なら、今後5年間、0.71%の金利で固定されてしまう点。個人向け国債の金利は、発行時期によっては1%を超えたこともありました。この4月の金利は、定期預金に比べれば高めとはいえ、高いと喜べるほどの水準ではありません。

小額から預けられて、個人向け国債より高いか同じくらいの金利を得られるのが、住信SBIネット銀行とじぶん銀行です。このふたつの銀行は、期間1年のネット定期が0.9%台。経済の低迷は2010年前半まで続きそうというのが、経済学者など大方の予想。期間1年のネット定期にしておいて、様子を見るのがよさそうです。100万円以上の預入なら、オリックス信託銀行と新生銀行(2009年4月30日まで)も利用できます。

ネットバンキングに抵抗がある人が、普通の定期預金より高い金利で5年以上預けたいなら、固定5年の個人向け国債も選択肢になります。ただし、資金の全額ではなく一部にしておきましょう。預け入れる商品や期間は、いくつかに分散しておくのが、有利な運用と安全のための鉄則です。



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