残りの3ツールは老後・リタイア後に有用

数学に長けた人からは、あまりに基本的なツールなので笑われてしまうかもしれませんが、こうした数字のイメージを持たないまま、挑戦的な投資に立ち向かう人が多いのが現状です。ぜひ、金融電卓を自由に使いこなして、自分のライフプランを立て、そのゴールに向かっていくためのツールとしてご愛用ください。「運用・利回り」のツールが現役世代にとって一番大事で、残りの3ツールは老後資産を取り崩すときの受取期間や受取金額、必要利回りを計算するもので、リタイア後に有用なものです。

必要事項を記入すると、リタイア後の必要収益率が出る(クリックして拡大)

必要事項を記入すると、リタイア後の必要収益率が出る(クリックして拡大)

リタイア後の必要収益率という意味では、「取崩し・利回り」機能が使えます。リタイア時の自分の資産額とリタイア後の毎月の必要資金額と見込まれる所要年数を入力すると、自分のリタイア後の必要収益率が出てきます。多くの人に参考になるパターンとしては、「資金2,000万円を毎月10万円ずつ30年間で取り崩したい場合、4.4%の想定利回りが必要です」といった答えが出力されます。4.4%の運用はどうしたらいいのか?どんなポートフォリオなのか?ここから先は、「元本割れするリスク」を参照しながら、専門家に相談されることをおススメします。

「資産運用の金融電卓」を使って計算された自分の人生の必要収益率を実現するために、自分のポートフォリオを作ります。ポートフォリオは一度作ってそのまま放ったらかしで済むのなら手間はかからないのですが、現実には評価とメンテナンスが必要です。そのために有用なモーニングスターサイトのポートフォリオ機能を次の記事でご案内します。

・モーニングスターを使いたおそう(2)~ポートフォリオ機能~

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