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外国株に比べてリスクが大きい日本株!?(2ページ目)

多くの個人投資家の視線は国内にとどまっています。しかし、ヒントはリスクです。日本株のリスクの大きさと海外株のリスクの小ささを知れば、あなたも分散できるはずです。カギはリスクフリーレートにあった!

北川 邦弘

執筆者:北川 邦弘

はじめての資産運用ガイド

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日本株はこんなにリスクが大きい

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日々の株価を追いかけている見落とし勝ちだが、日本株リスクは、世界経済の中での日本の地位低下や成長率の鈍化、少子超高齢化の影響をまともに受けている。
リスク・プレミアムに関してはずいぶんと大づかみな解説ですいません。しかし、実際の標準偏差(専門家はこれをリスクと呼ぶ)も過去3年間ではTOPIXが14.3%、S&P500が11.0%です。日本の株価の動きは、米国のそれよりも上下動が大きく変動しているということです。

一般の人が米国株に銘柄で投資するのは、かなりやっかいですが、手っ取り早い方法としては投資信託の活用があります。

比較対象を米国株だけではなく、広く世界株式としてみても、同じ傾向がはっきりしています。やっぱり、日本株はリスクが高くなっているようです。かつて日本が世界経済の機関車役だったころとは、今は違います。日本という国だけに集中投資をする時代は終わりました。

【関連記事】ホームカントリーバイアスを解消しよう!

世界経済は統合されつつあります。客観的に見れば、海外に偏見なく投資していくことが、安全な方法であるといえます。そのほうが、リスクが小さいのです。マネーが国境を越えて動くことは合理的である以外なにものでもありません。※本稿でいう海外には新興国を含みません。

ただし、国際分散投資につきものなのは、為替リスクです。為替リスクの克服法は、以下の記事をご参考にしてください。

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