他人からの助言やチェック
将来を熟慮し、目標を設定して、期待収益率を定めたら、その実現に向けて投資行動を始めます。多くの人は投資行動を自分だけの秘密にしてしまいます。恥ずかしいのか、後ろめたいのか、自信がないのか、そこには人様々にいろんな理由があります。孤独の中で独りよがりの運用になると、ルールのない感情的なゲームと変質していきがちです。
どうか、他人の目からチェックしてもらってください。そして、助言をもらい、それを適切な軌道修正に生かしましょう。他人とは第三者のことです。ＦＰや証券会社の人でもいいし、投資の先輩でも良いでしょう。要は、自分より経験豊富で信頼できる人をメンター（師）とすることです。
自分を励ます
本当の投資とは、自分の人間性を磨く修練でもあります。途中で、あなたを苦しませ悩ませるいろんなスランプが訪れるでしょう。そんなときには、心に栄養を与えることによって、自分を励ますことも必要です。たとえば、株価が暴落したとき、あるいは「隣りの芝が青く見える」的なねたみが生じたとき、自信を失って不安に襲われたとき、自分のポリシーの正当性をもう一度確認して、自分の軸を確認してください。
自分の投資手法を信じる信念も大事ですが、間違っていると気が付いた時に引き返す勇気はもっと大事です。
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