損害保険/損害保険関連情報

積立保険の満期返戻金が戻らない?

運用環境が好転してきた積立保険。今後積立保険を利用する人も増えてくると思いますが、なぜか満期返戻金が戻ってこないことがある?どういうことなのかガイドが解説します。

平野 敦之

執筆者:平野 敦之

損害保険ガイド

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満期返戻金が戻らないことなどあるのでしょうか?
 
損害保険各社が積立性の保険の予定利率を見直しつつあります。長い間運用環境の悪化などもあって積立関係の保険はほとんど注目されていませんでしたし、また損害保険会社も以前ほど積極的な販売をしていなかった面もありました。

ここのところ少々運用環境などが変わってきたこともあり、今後積立タイプの保険にお金を預ける人も増えてくることも考えられますので今日は積立保険の満期返戻金について取り上げてみます。

損害保険の積立保険には何がある?

損害保険の積立保険にはいくつか種類がありますが、主力になっているものをいくつか確認しておきましょう。

傷害保険や火災保険がその主なものになります。個別の商品名については各社色々なものを販売していますのでここでは割愛しますが、他にも自動車保険などにも積立型のものがあります。

満期返戻金が減らされる要素とは?

損害保険会社に預け入れているお金が減らされることとしてすぐに思い浮かぶのは損害保険会社が経営破綻した場合だと思います。

この場合、破綻処理の内容にもよりますが、予定利率が高いものについてはこれが見直されることがあります。また解約して他社に契約を移そうとすると時期によっては早期解約控除(所定の期間より早く解約することに対するペナルティのようなもの)の対象となることがあります。

いずれにしても預けたお金が減額されることがあるわけですが、極端な話満期返戻金が戻らないわけではありません。それでは本当にそんなことがあるのでしょうか?


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