損害保険/火災保険の基礎を学ぼう

家財を外に持ち出しても火災保険でOKか?(3ページ目)

住宅系の火災保険なら持ち家派・賃貸派を問わず火災保険をつけられる家財。単に家の中だけでなく家の外の持ち出し家財でも補償の対象になることがある?本当なのでしょうか?

平野 敦之

執筆者:平野 敦之

損害保険ガイド

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持ち出し家財の具体的な補償額は?

持ち出し家財でいくらの補償があるのでしょうか?
それでは具体的にいくらまで補償してくれるのでしょうか?前述の通り住宅総合保険を例に解説します。

補償額は一般的に家財の保険金額の20%または100万円のいずれか低い額が限度となっています。仮に家財に1,000万円の補償があれば、1,000万円×20%=200万円>100万円となりますので100万円が限度になります(但し現金・預貯金証書などの盗難等除く)。

一時的に外に持ち出しているものなので高額なモノを頻繁に持って歩いている人でなければ対応可能な額でしょう。損害保険会社の扱う保険商品は数多くありますので、中には火災保険よりも補償の範囲が広く前述のように目的物の場所を特定しないような保険もあります。

これで金額が足りないようならそれらのものも対象にできる保険に別途加入した方がいいでしょう。

損害保険ガイドから今日のポイント

家の外でも要件を満たせば補償の対象となることもある。なんらかの被害にあったら取りあえず聞いてみよう。

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