自転車事故の被害では何が補償されるのでしょうか。 |
自転車の場合、その損害をカバーする保険に必ずしも全員が加入しているわけではありません。今年5月には大阪で無灯火の自転車同士による衝突で死亡事故が発生しています。
また加害者がいなくなる(そのまま行ってしまう、あるいは逃げる)ようなケースもあって、被害に遭った人は大変です。今日は自転車事故における被害事故の対処法についてお話していきましょう。
相手に十分な賠償をしてもらえないケースがあるのはなぜ
それにしても何故これほど社会問題になっているのでしょうか。それだけ事故の数が多いということはもちろんあるでしょうが、クルマやバイクのように免許が必要なではないため、人にケガをさせる危険があることがあるという意識が低い人が多いためだと思います。自転車事故による損害を考えてみる
実際に自転車による事故ではどのような損害を受けることが考えられるでしょうか。ここのところは自動車の事故と同様ですので、人身事故によるケガの補償と物損事故によるものの損害ということになります。■ケガの損害
ケガをした場合の損害には主に治療費、慰謝料、休業損害などがあります。
■物の損害
壊れたものの修理費用や修理ができないようであれば、時価による代替費用ということになります。