3:金利が低いうちに少しでも返す
毎月の返済の負担が苦しいので、なんとか先送りしたいのもよく分かりますが、借金は先送りしても減るわけでもなく、むしろ利息を考えると増えていくばかり。
実は金利が低い今は「借りどき」というより「返しどき」だと思ったほうがいいと思います。今のうちに少しでも返し続けることが一番の得策だと考えることが大切です。つまり、可能な限り、返済計画を延ばさないことと考えるのがまず大切な考え方です。
4:返済の引き延ばしは最後の選択肢
とはいえ、失職その他の理由でどうしても返済が滞る場合は、引き延ばしや返済額の軽減を相談することも考えておきましょう。返済がしんどいので、他から借金するのは論外です。(これをやるとほとんどの場合、取り返しがつかなくなります。数百万円の余計な借金になるのはあっという間です)
住宅金融公庫や借り入れした金融機関などには必ず相談窓口がありますので、どうしてもダメだと思ったら早めに相談しにいきましょう。恥ずかしいと思って先延ばししても問題は何も解決しません(むしろ利息がつく分、確実に悪化します)。
5:どうしてもダメなら手放すことも…
最後の最後の手段は売却。残念ですが、住宅ローンを完済しないことには自分の財産にはならないのですから、住宅ローンの返済を維持できないなら諦めるのも一つの考え方です。すでに住んでしまっている物件ですから値は下がりますし、売却に当たっては様々な手数料がかかることも考えておきましょう。もちろん、避けられるならそれにこしたことはありません。
実は、「日常の支出をカットするか、収入を増やす」というのがすでに始まっている住宅ローン対策では一番効果的です。せっかく買ったお気に入りの家ですから、きちんと返して、確実の自分の財産にしたいものです。がんばりましょう!
[All About 内の他のコーナーも覗いてみましょう]
■「住宅・インテリアチャネル」
→完済で家を買う
→首都圏で家を買う
→家を建てる
→住宅ローン
→はじめてのマンション購入
【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2024/11/30まで)を実施中です!
※抽選で30名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
・「家計」について、アンケート(2024/11/30まで)を実施中です!
※抽選で30名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。