2009年オーブンレンジ、注目のトップ3は?
今年発売の新製品から、注目の3機種をピックアップ!お買い物の参考にして下さい。
東芝 「石窯ドーム」
注目度No.1は、東芝「石窯ドーム」。今年はデザインも一新し、その名のとおり「石窯」のような焼き上がりを目指したオーブン機能を強化してきました。ポイントは、扉デザインからもイメージできる「ドーム型」。それでは、そのポイントをご紹介しましょう。ドーム型の天井で、熱風が循環しやすく!(東芝ニュースリリースより)
今までレンジと言えば箱型でしたが、石窯のように天井をドームのように丸くすることで、熱対流や温度のムラを軽減しているとのこと。実は四角い天井より丸い方が、上部に空気が滞らないとのこと。確かに、ドーム型の方が庫内に熱風が回り易いのは、感覚的にも納得ですね!
オーブン皿の淵に穴があることで、そこから熱風が通り抜け、食材を包み込みます。(東芝ニュースリリースより)
天井の形と同様の曲面ヒーターなら、端に行くほど食材までの距離が近い!(東芝ニュースリリースより)
今機種では、パンメニューを強化したのも見逃せません。過熱水蒸気機能=スチームを活用することで、「ゆでる」行程が必要なベーグルもそのまま焼けるとか! これはなかなか魅力的です。もちろん、本来の過熱水蒸気調理もバッチリ。従来から搭載している「適温スチーム」は、95℃から35℃の低温スチームで、卵調理やレアステーキなど温度管理が難しい料理が手軽にできると、好評です。
【関連サイト】
東芝ホームアプライアンスのリリース
シャープ 「ヘルシオ」
続きましては、ウォーターオーブンというジャンルを確立した「ヘルシオ」。過熱水蒸気=ヘルシオと言われるほどの存在感は、なかなかのものです! 今年は、そんな人気機種にお手頃価格が登場。一度は「使ってみたい」と思いつつなかなか手が出せなかった人にとっては、ヘルシオデビューのチャンスです。お手頃価格とはいえ「ヘルシオ調理」がしっかりできるのが魅力!
まず気になる価格ですが、最上位機種の半額以下となっています。もちろん、その価格分の差はありますが、なかなか思い切った価格です! しかも、肝心の過熱水蒸気については、その性能に手を抜いていません。要するに、お手頃価格とはいえ一番気になる“ヘルシオ調理”は、しっかりできる訳でして、これが何と言っても魅力的なところ。
液晶パネルは白黒で、メニュー数が少ないなど、その他の使い勝手で低価格を実現!
ちなみに、上位機種と比較して異なるのは、液晶パネルが白黒である点、庫内容量が30L→26Lと小さいのに外形寸法が若干大きい点、上位機種には288ある自動メニューの数を「ヘルシオで作ってみたい」という42メニューに厳選した点、など。これらの機能は多少落ちても問題なしと思えるなら、買っても損はないはずです。
しかし、どうせ買うならやっぱりフルスペックがいい!と思う人には、以下の最上位機種がおすすめ。きっと高い満足感が得られます!
特にガイドが気に入っているのは、メニューの検索機能。カラー液晶パネルをパラパラとめくりながら、たくさんのメニューが楽しめるのもヘルシオの良さなのですが、さすがに288メニューもあると、探すのが大変なのも事実。そんな不便を、今回は見事に解消してくれました。
例えば「カロリーが気になる・塩分を抑えたい・野菜不足が気になる」など目的別から、「肉・魚・野菜」など材料から、最近作ったメニューから、料理の種類からなど、いろんな切り口で検索できます。さすが上位機種、たくさんのメニューを上手に使いこなせそうですね!
【関連サイト】
シャープ「ヘルシオ」紹介サイト
パナソニック 「3ツ星ビストロ」
最後は、速さとおいしさが見事に両立されている、パナソニック「3つ星ビストロ」です。発売以来、奥様の支持が高くヘルシオと人気を2分しているとか。それでは、今期の新製品をご紹介しましょう。3つ星 ビストロ NE-R3200
新「光ヒーターシステム」解説図(パナソニックニュースリリースより)
パナソニックは、グリル調理に力を入れているのが特徴。昨年から搭載した、従来のヒーターより立ち上がりが早く火力も強い「光ヒーターシステム」や、マイクロ波により発熱する独自の「グリル皿」をさらに強化。また、新開発の新開発の立体形状アンテナで、より効率的にグリル皿を加熱します。
これらにより、侃リル皿に面している裏面もこんがり焼き上げ、フライパンで焼いたような仕上がりを実現しています。
油と混ぜたパン粉をつけるだけで揚げ物ができる「ヘルシーフライ」は便利!
さらに今回注目だったのが「ヘルシーフライ」の自動メニュー。少しの油で、カラッとした揚げ物ができるため、ヘルシーであること。油と混ぜたパン粉をつけるだけと、簡単にできること。油の後始末や周囲の掃除など、手間がかからないこと。と、本当にイイことづくめ!これなら、揚げ物の登場回数もぐんと増える気がします。
また、前機種から搭載された「合わせ技」は、上はグリル・下はマイクロ波を使い、同時に調理ができる画期的な機能。焼きものと煮物のように調理方法が違う2品が同時に仕上がるのはかなり便利です!
この他、冷凍ごはんと常温のお惣菜が同時にあたためられる機能など、省手間・時短につながる機能が満載のビストロは、まさに忙しい主婦におすすめの一台といえるでしょう。
【関連サイト】
パナソニック「3ツ星ビストロ」紹介サイト