台湾/台湾のグルメ・レストラン・屋台

台湾料理(4ページ目)

台湾を旅するなら、本場の台湾料理をとことん楽しみませんか?台湾家庭料理や夜市で見かける屋台料理、台湾式朝食など、台湾料理の魅力をたっぷりご紹介します。

保谷 早優怜

執筆者:保谷 早優怜

台湾ガイド

台湾の屋台料理

台湾料理
現地の人は屋台料理が大好き 写真提供:中華民国観光局/葉朝清撮影
台湾各地の夜市で見かける屋台料理3品をご紹介しましょう。どれも現地で人気のメニューです

屋台1 胡椒餅

胡椒餅
台北では福州世祖胡椒餅の胡椒餅が有名
胡椒餅(フージャオピン)は、ねぎをまぶし胡椒を振った豚肉をパン生地でくるみ、釜の側面に張り付けて香ばしく焼いたもの。焼いていくそばから次々と売れて、いつも列ができている人気屋台料理です。スパイシーな味付けが大人向け。出来たては熱いのでやけどに注意しましょう。

 

屋台2 臭豆腐

臭豆腐
臭豆腐ははまると癖になる味
台湾の夜市に必ずある臭豆腐(チョウドウフ)は、発酵させた汁に漬けた豆腐を油で揚げたもの。屋台周辺から強いにおいがして、日本のくさやの干物に匹敵するようなにおいに閉口する日本人が多いのですが、揚げてしまうとにおいは気にならなくなります。台湾っ子の好物なので、勇気を出して挑戦してみては?

 

屋台3 ?仔煎

?仔煎
大きな鉄板で店の主人が焼くパフォーマンスも見逃さないで
?仔煎(オアジェン)は牡蠣が入った台湾オムレツで、上に甘辛いオレンジ色のソースをかけて食べます。牡蠣といっても小粒なのでくどくならず、薄く焼いた卵とベストマッチ。人気屋台メニューです。

 

台湾の朝食

早點

朝食の代表的なメニュー。左上から時計回りに米漿、熱豆漿、鹹豆漿、冰豆漿、焼餅、蛋餅、大根餅、飯團

ホテルの朝食にはなかなか出てこない台湾式の朝食は、街中にある朝食屋に行くと食べられます。「永和豆漿大王」とか「早點」と書いてあったらそこは朝食屋です。夜食を兼ねて深夜0時から開く店もあれば、朝5時半から11時までの短時間に開くお店もあります。朝8時頃の通勤タイムに人だかりが出来ていたら美味しい店である証拠。

朝食1 豆漿、鹹豆漿

鹹豆漿
鹹豆漿と普通の豆漿、元は同じなのに全く別の味。こちらは鹹豆漿
豆漿(トウジャン)とは豆乳に砂糖を加えた飲みものですが、日本で売られている豆乳のような飲みにくさはなく、さらりとしています。温めたものをお椀によそいレンゲでスープのように飲む熱豆漿と、コップにストローで牛乳のようにゴクゴク飲む冰豆漿の2種類。店によってはぬるめの温豆漿も用意しています。熱豆漿に油條と呼ばれる細長い揚げパンを浸しながら食べればローカル気分が高まります。ただし飲みやすさでいえば冰豆漿のほうが日本人には飲みやすいでしょう。

鹹(シェン)豆漿は豆乳に酢を入れてかためたもので、おぼろ豆腐のような食感。ネギや干しエビが入った塩味で、台湾の朝ごはんを実感できる一品。

朝食2 飯團

飯團
基本の飯團。これに焼き卵を加えた蛋包飯團も美味しい
飯團(ファントゥァン)は台湾風おにぎり。オーダーしてから作ってくれます。木桶に入ったあつあつのもち米を広げて、その上に肉でんぶや酸菜という漬物、細長い揚げパンの油條をはさんで巻いて出来上がり。外見は細長く、海苔のない海苔巻きのようです。パン派の人なら窯で香ばしく焼き上げた薄いパン、焼餅に焼いた卵を挟んだ焼餅夾蛋がおすすめ。

 

朝食3 蛋餅

蛋餅
蛋餅は台湾人が大好きな朝食メニュー
蛋餅(ダンピン)は小麦粉の薄い皮にネギの入った溶き卵を重ねて鉄板で焼いたもの。オーダーしてから焼くにもかかわらず、あっという間に出来上がります。蛋餅用の甘辛いソース、甜辣醤は味の好みが分かれるので、最初は味見程度につけましょう。
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