台湾第3の都市、台中
茶芸館、無為草堂で鯉を眺めながらティータ |
台中市の面積は163.4平方キロメートルで、大阪市を一回り小さくしたくらいの広さ。目立った観光地は少ないものの緑豊かで、学生が多いため町に活気があります。台中は台湾中部の観光地へ向かうための中継地点でもあり、ここを起点にしてロマンティックな湖の日月潭、煉瓦の曲がりくねった道がノスタルジーを誘う鹿港などへ行けます。
台中の気候
台中市の平均気温は23度。年間を通して温暖な気候で、雨も少なく、緑も多いことから、台湾では「最合居位的城市(最も住みやすい都市)」という評価を受けています。台中までのアクセス
残念ながら日本から台中までの直行便はありませんので、台北から長距離バスや新幹線、鉄道に乗り継ぐのが一般的です。それでは台北市内から台中に移動する方法についてご説明しましょう。台湾新幹線は、平日だと15~35%の割引キャンペーンをしています |
高鐵台北駅から高鐵台中駅まで1時間です。高鐵台中駅から市内中心地までは鉄道、無料シャトルバス、タクシーで移動します。
高鐵台中駅から台鉄台中駅に乗り換える場合は、3番出口を出て台鉄新烏日駅から電車に乗って10分ほどで到着します(15台湾元、約45円)。高鐵が運航している無料シャトルバスを使う場合は台中公園行きバスに乗り、終点で下車。そこから台鐵台中駅までは500mくらいです。
タクシーを使う場合の料金は、ホテルの場所にもよりますが、高鐵台中駅から台中市内の中心、英才路にある5つ星ホテル、亞緻大飯店まで約30分、300台湾元(約900円)くらいです。
台鐵台中駅は昔ながらの鉄道駅の趣き。この駅前から多くのバスが出発しています |
台鐵台北駅から台鐵台中駅まで約2時間15分。台鐵台中駅は町の中心付近にあります。
■長距離バス 約2時間 45分210台湾元前後(約630円)
バスは最も安く行ける手段なので、現地の人や学生に人気。台湾の長距離バスは縦3列でゆったりしており、深夜も運行しています。統聯客運(台北總站というバス停から210台湾元、約630円)國光客運(台北西站というバス停から210台湾元、約630円)が台北駅付近から出発、大有巴士(平日220台湾元、約660円/週末260台湾元、約780円)、飛狗巴士(平日220台湾元。約660円/週末300台湾元、約900円)が松山空港(台北市内の国内空港)から出発しています。
■飛行機
以前は台中行きの飛行機がありましたが、新幹線の開通に伴い台北―台中、高雄―台中、台南―台中路線は廃止になりました。台中空港からの国内線は、馬公(澎湖島)、金門(金門島)、南竿(馬祖島)行きのみです。
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