早分かり! ロンドンエリアガイド
何日滞在する? ホテルはどのエリアにする? などなど、旅の前には決めなくてはいけないことが沢山! 旅のプランを立てる前に、まずロンドンの概要をさらっと頭に入れておくと、効率よくはかどります。ここでは、ロンドンを大きく9つのエリアに分けて、それぞれの特徴を簡単に解説しましょう。
ウエストエンド(ピカデリーサーカス~コヴェントガーデン)
ロンドンの中心、ピカデリーサーカス。ネオン規制の厳しいロンドンで唯一、ピカピカのネオンが輝く珍しい場所 ©visitlondonimages/ britainonview/ Pawel Libera |
ちなみにピカデリーサーカスの「サーカス」とは、雑伎団のサーカスではありません。もともとの語源は「大きな交差点の中心にできる円形の広場」のことで、交差点がロータリー式のイギリスでは、大きな交差点の真ん中が大きな円形になっていたのです。
コヴェントガーデンのクラフトマーケット |
また、「ウェストエンド=劇場街」と言えるほど、エンタテインメントの中心地。レスタースクエアからコヴェントガーデンにかけては、映画館や劇場が集中していて、ロンドンで上演されるミュージカルのほとんどは、ウェストエンドに集まっていると言っても過言ではないほど。映画館が集まるレスタースクエアでは、よくハリウッド俳優も出席する映画プレミアが行われています。
シャフツベリーアヴェニューを挟んで南側のチャイナタウンや北側のソーホー地区は、レストランやバーが沢山。中華系レストランや食材店が集まるチャイナタウンでは、ご飯ものや麺類、飲茶など、「早い・安い・美味い」の三拍子揃った食事が期待できます。夜遅くまで営業している店も多く、何かと便利なエリアです。一方、ソーホーはゲイカルチャーの中心地としても有名ですが、老若男女が楽しめるファッショナブルなお店が集まっています。