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(新機能)ことえり に最近変換した単語に近い文字を入力しようとすると自動的に候補として表示される機能「履歴変換機能」が追加。
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ATOKの推測変換みたいな機能です。
こんな感じで、複数の候補があれば、それも一度に表示されるのが特徴、TABキーで入力したい文字を選択します。
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(新機能)ことえり の辞書として Mail メッセージの中身を自動的に解析したものを登録
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カタカナ、複合語、人名などを Mail メッセージから自動的に学習し、変換効率を上げる機能が追加されました。
ホーム/ライブラリ/ Preferences/ com.appple.JapaneseAnalysis / DictionaryTrainer / Trainer.dict に登録されます。
(登録内容を見たいときは、単語登録/辞書編集 で新規に作成したユーザー辞書に取り込んでください)
また、登録をやめさせたい場合は、Trainer.dict と同じフォルダにある「processedMail」を取り除いておくとよいんだと思います。(まだ未検証)
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(新機能)ことえり の設定変更で「¥」と「?/」キーを押したときに入力される文字種を変更できるようになった。
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「¥」キーを押したときに入力される記号を「¥あるいは\」にするよう変更、および「?/」キーを押したときに「・」を入力するか、「/」を入力するかどうか設定変更が可能になった。(Windows ユーザーへの配慮でしょうか?)
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(新機能)システム環境設定 - 言語環境 - 入力メニューに 入力ソースの振る舞いを変更する機能が追加
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入力メニューの振る舞いを変更できるはずなのですが「書類ごとに異なる入力ソースを使用」にしても、いまいち違いがわかりませんでした…
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(新機能)文字パレット 上で検索機能が追加、読みやコードで文字を検索できます。
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関連する漢字の音読み、訓読みが一度に表示されるので、漢字の異なる読みや、同音異義語を調べたいときに便利です。
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(新機能)文字パレット の分類が整理され、「点字図形」などが簡単に呼び出せるようになりました。
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10.3よりも外字が増えているんでしょうか?点字パターンが使えるようになっているのが印象的。
(点字プリンタがほしいかも?)
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OSの基本機能
ファイル操作ダイアログや、プリント機能など、すべてのアプリケーションに関連するOSの基本機能がどのように変化したのかを見てみます。
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(新機能)Xgrid 機能が内蔵!
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プログラムの処理を複数のコンピュータで分散して処理する機能「Xgrid」が標準装備されています。
複数の Mac OS X Tiger 搭載パソコンを利用すれば、スーパーコンピュータの世界がだれでも使えちゃうのです。
(システム環境設定 - 共有 から設定します)
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(新機能)ファイル操作ダイアログに検索フィールドが追加された。
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Cocoa アプリケーションだけでなく、Carbon アプリケーションのファイル操作ダイアログでも検索が利用できます。
便利!
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(新機能)外部キーボードを接続すると、認識ウィザードが表示されるようになった。
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CAPS、control 、option 、command 、のキー割り付けも入れ替えることができるようになったので、ほとんどのWindows向け USB キーボードがストレスなく使えるようになったと思います。
(ただし、英数・かな キーの割当変更はできない)
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(新機能)プリントダイアログ のPDFで保存する機能が拡張されて、暗号化したりすることができるようになった。
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ワークフローはAppleScript、Automator、やPDFを処理できるアプリケーションを指定できます。
PDF化してウォーターマークを入れる等の作業も一発でできるようになるでしょう。
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(変更点)プリントダイアログ の Carbon ソフトウェアからの表示位置が改善
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Carbon アプリケーション でプリントダイアログの表示位置が上の方に移動したため、オプション表示をしても画面からはみ出さないようになりました。
(これ、個人的には結構うれしい)
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(変更点)Exposeの始動キーがファンクションキー以外にも変更できるようになった。
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キーボードとマウス システム環境設定で、Expose のキー割当も変更できるようになりました。
option + A など、使いやすいキーに設定するとすぐ使えてとても便利。もちろん、Dashboard も変更できます。
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(新機能)マウスカーソルの大きさなどが変更可能になった。
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システム環境設定 - ユニバーサルアクセス 「マウスとトラックパッド」にカーソルの大きさを調整する機能が追加。
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(新機能)システム環境設定 - セキュリティ に「安全な仮想メモリを使用」が追加
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このオプションを設定しておくと、悪意のある侵入者が仮想メモリ上のデータ読み取れなくなります。
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(新機能)ログインダイアログで入力メニューが表示可能になった。
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システム環境設定 - アカウント のログインオプションで設定します。また、ファーストユーザースイッチのメニューの表示方法で「アイコン」が選択可能になりました。
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(新機能)スクリーンセーバーで「RSS Visualizer」などが追加
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Safari のブックマークに登録されているRSSフィードのみ選択できます。(なにも出てこない場合はSafariを起動した状態で操作してみてください)
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(変更点)Appleメニューの「最近使った項目」に「サーバー」が追加
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アプリケーション、書類、サーバーの3つの種類の利用履歴が残ります。
もちろん、残さないように設定することも可能(システム環境設定 - アピアランス)
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(変更点)履歴メニューの表示がアイコン付きに!
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Cocoa アプリケーションの履歴メニューがシステムによって拡張され、アイコン付きになっています。同名が履歴にあると
フォルダが表示されますが、これもアイコン表示に変わりました。
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ペアレンタルコントロール
この機能は、制限付きアカウントに対して、パソコンの操作制限を行う機能です。従来でも、Finder の機能を制限したり、CD/DVDの読み書きを禁止したり、プリンタを使えなくしたりできましたが、今度はそれらに加えて、メールの相手を制限したり、閲覧可能なサイトを制限することなどが可能になりました。
この機能によって、公共の場所での利用制限はもちろん、個人情報を保護するために、派遣社員が使うパソコンの操作を簡単に制限できます。
【制限できる項目一覧】
対象
制限可能項目
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Mail
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指定されたメールアドレス以外にメールを送信できないようにできます。
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Finder & システム
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「シンプルFinder」の設定、環境設定の変更を許可する/しない、Dock の変更の許可する/しない、プリンタ管理の許可する/しない、CDまたはDVDの作成、使用できるアプリケーションを制限など
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iChat
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指定されたアドレス以外とチャットできないようにできます。
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Safari
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ブックマークされているサイト以外は見ることができません。ブックマークを追加するには、制限付きアカウントでSafariを操作中に、管理者のパスワードを入力します。
また禁止する場合はブックマークから削除します。
(おそらくこういう形にしたのは、先生が生徒にサイトを見せるような場合を想定しているのでしょう。もちろん、リンク先も許可されたものでなければ、見ることはできません)
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Dictionary
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一部の不適切な単語などが表示されなくなります。(でも英英辞書です)
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ちなみに、Safari に制限が設定されているユーザーでログインし、Safari で 許可されていないサイトを見ようとすると以下のような画面が表示されます。
ただし、これはあくまで Safari だけの機能なので、他のブラウザが起動できてしまうと、意味がないので注意してください。
ちなみにペアレンタルコントロール(Parental Control)とは“親による制御”という意味です。
>(次ページ)その他のアプリケーションの変更点・新機能ほか