4 横浜某温泉 ポリバス、ノッチタンク
1. 43.1度の食塩泉(重曹食塩泉)? 総計約7700mg
2. 源泉直は凄い泡で白濁、塩甘味、香ばしい匂い
3. ノッチタンクはやや熟成後で透明薄褐色になっている。
激しい掛け流しの源泉直結のポリバス |
横浜駅に近い埠頭の先端に温泉が湧出した。湧出した直後で、掘削やぐらの下での入浴である。工事関係者の特別許可の入浴で部外者の入浴は難しいらしく、入浴している姿を見せてはいけないなどと、いろいろと注意事項があった。周りをブルーシートで覆ったところに2、3人用のポリバスが置いてあり、源泉直接の湯が大量に入れられていた。凄い量で豪快に溢れている。
大量の気泡の混ざった湯 |
湯の色はほとんど透明に近い薄褐色であるが、源泉ポンプ直結の湯は大量の気体成分で白濁しており、湯の表面も泡が立って湯面が半分ほどしか見えない。素晴らしい状況に非常に喜んだ。入浴すると泡付きでつるつるする。白濁するほどの微細な泡で身体中が包まれる。感動的な入浴ができた。
ノッチタンクではすでに気泡の泡はない |
またノッチタンクにも入浴できるようになっており、こちらは一度仕切りを通過するので気体成分は気化した後で、透明な湯になっていた。この大量の気泡は比較的すぐに無くなってしまう。温泉施設では気体の泡は絶対にありえないであろう。ノッチタンクでも大量の掛け流しであるが、わずか1、2分のあっという時間でで透明になってしまうのである。源泉直のポリバスに入浴出来たことは非常にレアな体験であった。
温泉は小さい浴槽に掛け流しが多いほど良い |
湯は食塩泉(または重曹食塩泉)で等張性くらいであろう。まだ分析中であるが、実測43.1度で総計約7.7グラムとのことである。薄褐色白濁、塩甘味、香ばしい匂いと記録した。泡がないノッチタンクでも弱いつるつるのある泉質であった。この源泉をうまく使った施設ができることを願う。しかしこの後、この地にインスパという温泉施設が出来たが循環で残念な使い方で源泉の良さを生かしていなかった。
横浜某温泉
仮設施設のため現在はない。新しい施設がある
TEL. なし
【料金】 無料
現在の施設 インスパ横浜
※この記事に書かれている情報は2007年時点のものです。ご利用の際には最新情報をご確認ください。
*横浜・東京特集*