温泉/関東の温泉

黒さでは日本有数、東京蒲田周辺の黒湯(3ページ目)

年々数が減って来たが、蒲田駅周辺には黒湯の銭湯がまだ数多く残っている。その中でゆーシティ蒲田、蒲田温泉、ヌーランドさがみ湯、六郷温泉、第一相模湯、鵜の木天然温泉をレポートした。

執筆者:郡司 勇


 5 第一相模湯 (再訪)


1. ビルの1階にある温泉銭湯 
2. 食塩泉 16.4度 総計 2404mg
3. フミン酸 29.8mg  透明度 15センチ 



相模1
黒湯の温泉浴槽は一つ


ビルの1階にある温泉銭湯。レンガ調タイル貼りのマンションの1階が温泉である。湯は16.4度PH7.9の食塩泉で総計2404mgのものである。白湯の浴槽の横に温泉浴槽があり加熱循環されている。しかし有機物(フミン酸)を29.8mg含有し黒湯となっている。有機物含有量にしては黒い色で加水していないと思われる。黒褐色(15センチ)、少エグ味+苦味、無臭。と観察した。カラン自在で鉱泉としては良い使い方だと思われる。



第一相模湯  
東京都大田区西六郷2-29-2
Tel 03-3731-1993
営業時間 14:30~23:00
 430円 
【定休 日】金曜日
  • 第一相模湯 

     6 鵜の木天然温泉 第三松の湯 (再訪)


    1. 純重曹泉 18度 総計1122mg 
    2. 有機物 少量 透明度 10~12センチ
    3. 瓦屋根の古い銭湯


    鵜の木1
    木造入母屋の古い銭湯の造り


    鵜の木駅近くの商店街の中にある温泉銭湯。瓦屋根の古い造りで、東京の銭湯でも建て替えられることが多く、貴重な存在である。辰巳天然温泉や女塚湯などが残るが、古い銭湯は少なくなっている。脱衣場は立派な格天井である。

    鵜の木2
    黒湯浴槽


    湯は18度の純重曹泉で総計1122mgである。源泉の水風呂と加熱浴槽がある。加熱浴槽はカラン自在で好感した。純粋な重曹泉ながらつるつるは少なくほとんど感じられない。黒褐色(10~12センチ)少苦味・渋味残る、微わら臭と観察した。


    鵜の木天然温泉 第三松の湯   
    東京都大田区鵜の木2-11-11
    Tel:03-3758-2845
    営業時間 15:30~25:00
    【定休 日】不定休
  • 鵜の木天然温泉 第三松の湯 


    ※この記事に書かれている情報は2007年春のものです。ご利用の際には最新情報をご確認ください。


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