6 小渋温泉 赤石荘 (再訪)
1. つるつるやや強し
2. 純重曹泉 46.3度 循環
3. 総計 1862mg
古い木造の大きな建築 |
小渋温泉の赤石荘は久しぶりに行くが、建築は以前のまま健在であった。ただし独自源泉の露天風呂が造られ、内湯と2つの源泉になった。露天風呂は屋根つきの浴槽1つのみの簡素なもので18.3度の重曹食塩泉の鉱泉を入れている。
新源泉の露天風呂 |
タイルの浴槽に木枠の縁で景色もよくなかなかの露天風呂である。しかし使い方は残念で加温、循環、殺菌である。透明、塩エグ味、無臭でつるつるの感触であった。内湯は宿の奥にあり小渋温泉本来の湯である。ローリーで運搬している。
旧源泉の内湯 |
旧源泉は単純硫黄泉の24.6度で総計517mgの温泉である。しかし昨日の溜め置きで硫黄臭は抜けていた。HS 14.7 CO3 30.0mgの分析表では個性的な湯と推測されるが、浴槽では透明、無味、無臭であった。
小渋温泉 赤石荘
〒399-3502 長野県下伊那郡大鹿村大河原4869-2
【電話番号】0265-39-2528
【営業時間】11時30分~19時
【定休 日】不定休
【料 金】500円 子供 300円〒
7 四徳鉱泉 民宿いもい荘
1. 弱いつるつるあり
2. OH 5.1mg で高いアルカリ性PH 10.8
3. 特記成分はCO3 46.5 HS 0.6
ログハウス建築の外観 |
山の中の1軒宿の温泉。民宿いもい荘という施設である。オートキャンプ場の中心施設でログハウスの外観である。小さいが御影石の縁の立派な浴槽である。分析表に拠るとPH値が高く10.8となっていた。水酸イオン5.1mgによるものである。
小さな内湯浴槽のみ |
14.8度の規定泉(フッ素F3.3)で特記成分はOH 5.1mg CO3 46.5mg HS 0.6mgである。総計は192.8mgの薄いものである。加温、循環で硫黄臭は薄くなっているがわずかに残っている。透明、無味、微硫黄臭と観察した。CO3に拠るつるつる感はあるが高いアルカリ度でぺたぺたした感触でヌルヌルにはなっていない。以前入った小渋湖温泉の源泉かな?と思ったが違うとのことである。しかし小渋湖温泉の源泉も、この温泉の近くから湖畔まで長距離引いているとのこと。
四徳鉱泉 民宿いもい荘
【住 所】〒399-3801長野県上伊那郡中川村四徳547
【電話番号】0265-88-3929
【営業時間】11:00~21:00 (入館20:00までに)
【営業期間】4月下旬~12月上旬(要連絡)
【料 金500円 子供300円
TEL 017-738-8288 / FAX 017-728-3827
※この記事に書かれている情報は2006年11月時点のものです。ご利用の際には最新情報をご確認ください。
*長野特集*