渋、湯田中温泉周辺の温泉 2
渋、湯田中温泉郷の核心部は渋温泉でしょう。その中で白眉なのは木造4階で国指定文化財に指定されている。金具屋でしょう。徹底的に凝った内装は日本におけるバロックとも言える豪壮さです。圧巻の鎌倉風呂と浪漫風呂はさすがに素晴らしい。
1 渋温泉 金具屋
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| 金具屋外観 |
宿泊 全部掛け流し
家族風呂 五ヶ所
露天風呂
鎌倉風呂 独自源泉
浪漫風呂 独自源泉
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| 階段の意匠 |
渋温泉は湯巡り手拭いのスタンプ満了がすでに3枚あり、テレビチャンピオンの下見で全温泉宿の見学をしたり、その後にも訪問してほとんど既遊の地である。今回は日帰り不可で見学も不可であった金具屋に泊まりその温泉を制覇した。4本の独自源泉があるがそれは鎌倉風呂と浪漫風呂に入れられ、他の6ヶ所は独自源泉以外の渋温泉内の共同湯と共通の地獄谷源泉であった。弱アルカリ性の単純硫黄泉とおもわれ、湯口はかつおぶしのような硫黄臭がするもので新鮮だと個性は少ないが、やや時間を置くと、とき卵のような湯の華が析出する泉質である。
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| 志賀の山々の展望が良い露天風呂 |
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| 各所にある貸切風呂 |
鎌倉風呂に使われている源泉は、透明ながら鉄分が多く、飲むとこの温泉が命名された理由が一瞬で判るほどの渋い味である。金気臭があり弱酸性である。浪漫風呂は渋温泉の大湯と同じ系統の湯で茶褐色に濁った湯である。渋味というよりも苦味があり、金気臭も見掛けに反して鎌倉風呂源泉よりは少ない。鎌倉風呂に使われている独自源泉が新鮮で素晴らしく、この渋温泉を代表する名湯であると感じた。
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| 掛け流しの鎌倉風呂 |
しかし茶褐色の色の個性がある浪漫風呂源泉も浴室すぐ横で深さ3mから自噴しているとのことで、大湯と同じく特別な湯であろう。しかし源泉が熱いので、加湯が少ないのが残念である。
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| 浪漫風呂 |
