温泉/東北の温泉

青森の5湯、足元自噴、緑の硫黄泉、ジモ専(2ページ目)

青森県は何度廻っても素晴らしい、再訪ばかりであるが足元自噴の谷地温泉、緑色の国内でも屈指の硫黄含有量の新屋温泉、掛け流しの小さな共同湯大光寺温泉、鄙びた某地元専用温泉などのレポート

執筆者:郡司 勇


 4 南田温泉 (再訪) 


1. 大きなホテルの温泉
2.新鮮な湯、塩味もはっきりとわかる。
3. つるつるの感触がある湯



南田1
大きなホテルの外観



アップルランド南田温泉は大きな宿である。貸切の家族湯のほかに大浴場と離れの浴室がある。総計2692mgの弱食塩泉で51.7度の温泉である。食塩のほかにHS 1.8mg H2S 0.1mg CO3 15.6mgを含有しつるつるの湯になっている。


南田2
内湯大浴場



つるつる度は新屋よりも弱いがしっかりと感じられる。また湯口では硫黄臭が仄かに感知でき新鮮な湯だとわかった。床に流れが出来るほどの掛け流しである。透明、少塩味+少たまご味、湯口少硫黄臭と記録した。


南田3
掛け流しの露天風呂




南田4
木の壁が風情のある風呂






南田温泉 アップルランド 
住  所】青森県南津軽郡平賀町町居字南田166-3
【電話番号】0172-44-3711
【営業時間】10時~16時
【定休 日】無休
【料  金】300円
  • 南田温泉


     5 大光寺温泉 (再訪) 


    1. 塩味やや強し、金気臭あり。
    2. 小さな共同湯
    3. 弱いつるつるあり。




    大光寺1
    比較的新しい共同湯の外観



    ややわかりにくい路地の先にある共同湯。比較的新しい建築で大光寺温泉と墨書された古びた看板が架かっていなければ温泉とは気づかない雰囲気である。分析表は発見できなかったが、等張性から高張性の食塩泉であろう。塩味の感じからすると12から15グラムほどの食塩泉であろう。


    大光寺2
    ささ濁りの内湯のみ



    透明、塩味やや強し、金気臭であった。熱い源泉なので少量加水しながら掛け流しにしている。比較的清澄な食塩泉ながら湯口では金気臭がした。よわいつるつるの感触もあった。


    大光寺温泉  共同湯 
    青森県南津軽郡平賀町大光寺字一滝本105
    【電話番号】なし
    【営業時間】6時~21時
    【定休 日】
    【料  金】200円〒
  • 大光寺温泉

    TEL 017-738-8288 / FAX 017-728-3827

    ※この記事に書かれている情報は2006年10月時点のものです。ご利用の際には最新情報をご確認ください。


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