温泉/東北の温泉

碇ヶ関温泉と津軽半島の名湯(3ページ目)

碇ヶ関の道の駅に出来た温泉施設が掛け流しで良い。その後津軽半島の温泉を紹介する。奇麗な石膏芒硝泉の平館不老不死温泉、掛け流しの食塩泉の湯ノ沢温泉、竜飛温泉、竜泊温泉のレポート

執筆者:郡司 勇


 5 竜飛温泉   ホテル竜飛  


1. 総計17850mgの含塩化土類食塩泉 
2. 加水、加熱、循環で透明、無味、無臭
3. 高台にあり海の展望が良い

竜飛1
旧館は木造で浴室がある


津軽半島先端の竜飛岬の丘の上に建つ一軒宿。旧館と新館が並んでおり新館から入るが温泉は旧館にある。竜飛岬の高台に位置し、海の展望が美しい。


竜飛2
竜飛岬の断崖の展望が良い


総計17850mgの含塩化土類食塩泉(NaCa-Cl)で20度の温泉である。海の展望の良い新築宿であるが、浴室は旧館の1階にある。


竜飛3
透明、無味、無臭で個性が出ていない


本来であれば濃い塩味で赤くなると思われる源泉であるが、加水、加熱、循環で透明、無味、無臭になっていて、湯の個性が出ていなかった。使い方が残念であった。


 6 竜泊温泉 民宿青岩荘 


1. 道端の斜面に自然湧出している
2. 草を踏み分け発見した。
3. 滝のような流れになっており、浴びた

竜泊1
ログハウス造りの浴室入口


竜飛岬からコーナーの多い竜泊ラインを抜けて海に出た海岸線にある温泉。玄関前に観音様が祭ってあり、その下が源泉であるそうだ。36度の塩化物泉とだけわかった。


竜泊2
雰囲気のある木枠の浴槽


離れの木造の湯小屋に男女共に内湯が1つあるだけの施設である。透明、弱塩味、無臭である。循環、加温である。


竜泊3
循環、加温であるが弱い塩味は出ていた


しかしよわいつるつるがあり。味覚と共に弱い個性を発揮していた。海に沿った立地で景観が主で温泉は次というような温泉宿であった。



※この記事に書かれている情報は2005年8月時点のものです。ご利用の際には最新情報をご確認ください。


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