4 ときわ湯
1. 住宅のような小さな銭湯
2. つるつるが強く良い源泉である。
3. カラン自在の深い浴槽がある。
小さな民家のような外観 |
水曜日は定休日で翌々日、再訪した。天然鉱泉と書かれた一般的な銭湯でこじんまりとしたエントランスである。入母屋造りの大きな銭湯ではない。ここの湯はよかった。
カラン自在の浴槽 |
色は前2つと同じ程度の黒湯で透明度50~60センチであるが。つるつるの湯でやや強めのとろみを持っていた。ジャグジー部分もあるがなにも仕掛けのない、カラン自在の深い浴槽部分もあり、好感した。
ジャグジーと2つ並んだ温泉浴槽 |
観察では黒褐色(50~60センチ)少甘味、微々硫黄臭あり。と記録した。近くの紅梅湯と同じ感触である。但し炭酸イオンが多く入っていると思われつるつるが強く良い感触で存在感があった。
5 鷺沼温泉
1. 鄙びた建築で貴重である。
2. タイル絵のある浴室も古さが良い
3. 個性は少ないが立派な黒湯。
トタンの外壁と手書きの看板が仮設風である |
今回で4203湯目になる温泉。以前訪問したことがあるが、開始時間前で入浴できなかった。今回約7.8年ぶりで訪問した。廃業しないでよかったと思っている。鄙びた外観でトタンで修復している感じがB級で、はっきり言うとボロである。
男女別の入口も古いまま |
内部は木造の脱衣場とタイルの浴室がある。今や珍しくなった、手書きの背景画があり、なつかしい。壁にはタイル絵が4種類あり、昔は費用を掛けた、凝った銭湯の造りである。タイル絵は浴槽の裏に鯉の絵、仕切り部分に「渓流」と「鶴と松」、「忠臣蔵一場面の男女の絵」がある。
2つに分かれた温泉浴槽 |
大きな内湯が2
つに分かれており、熱湯とぬる湯とされている。ぬる湯でもかなり熱くカランより源泉を出して適温にした。ここは分析表があり、重曹による規定泉になっている。18.7度の温泉で総計650mgの黒湯である。浴槽は濃い褐色に染まり風格が出ている。そのためやや濃い目に見えるのかもしれないが黒褐色(40~50センチ)、番茶のような渋味、無臭と観察した。つるつるも少なく個性は少ない。しかしボロい外観と内部の古い造りは存在感がある。
古さを醸し出す浴室 |
※この記事に書かれている情報は2005年7月時点のものです。ご利用の際には最新情報をご確認ください。
*黒湯特集*