4早戸温泉 竹の屋
1. つるの湯と同じ源泉。
2. 赤褐色濁り、塩渋味、少金気温泉臭あり。
3. 新旧2浴槽あり、古い浴槽は析出物多し。
入母屋の民家のようなエントランス |
早戸温泉のもう一軒の宿、竹のやに訪問した。源泉は同じであるが古い老舗の外観に誘われて入浴をお願いした。新館、旧館の2つの浴室が男女ともにあり、計4つの浴槽がある。旧館の浴槽は共同湯のようなコンクリートの小さなもので曲線の湯船である、縁や側溝にはかなり析出物が付いている。風格のある風情の良い浴槽であった。
有馬の湯のような赤褐色の湯 |
新館の浴室はやはりコンクリートの浴槽であるが、直線で床には木のすのこが敷いてあり、析出物を隠して綺麗なイメージを出している。湯は鶴の湯よりも熟成され色が濃くなっていた。赤褐色濁り、塩渋味、少金気臭と特有の温泉臭がある。どの浴槽も53.5度の源泉を少量の掛け流ししている。使い方は問題ない。民家のような小さな宿で、落ち着いた雰囲気に泊まりたい気持ちが芽生えた。
析出物の付いた旧館浴槽の縁 |
※この記事に書かれている情報は2005年5月時点のものです。ご利用の際には最新情報をご確認ください。
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