3七杖の湯
民家のような鄙びた温泉 場所を聞いていかなかったら発見困難であった
教えてくれた方ありがとう。 ラドンで規定の鉱泉とのこと。カラン自在 循環
風情のある造りの温泉
民家のような外観 |
久留米市の南側にある広川町にある鉱泉。一般の民家の横に浴室棟が小さく付いているだけであるので発見は困難である。小さく「よかとこ七杖」という看板が出ているのでかろうじて分かった。浴室の入口には昔からの近郷の看板が貼ってあり、レトロな感じがある。
石の縁の内湯 |
浴室内部は改修され綺麗なタイル貼りである。循環加熱ながら源泉カラン自在の使い方である。透明、微苦味、無臭の鉱泉で温泉の規定はラドンによるものであるとご主人の話であった。浅い地点からの湧出で、深く掘ると40度にはなると、九州大学の先生から話を伺ったとのことである。
カラン自在は良い |
いずれにしろ久留米、八女、瀬高などの鉱泉宿にはレトロな昔ながらの温泉があり、広安鉱泉や蒲原鉱泉やこの七杖の湯など貴重で鄙びた、そして地元に密着した、ちいさな鉱泉があるので楽しい地域になっている。
4あおき温泉
含硫黄―食塩泉 65度 掛け流し 本日一番の硫黄臭。 塩味もはっきりとわかる。
透明、たまご味+少塩エグ味、正統派硫黄臭あり。良い湯である。つるつるも強い
新築の外観 |
城島町にある新しい温泉施設。65度の含硫黄食塩泉が毎分200リットル湧出しており、源泉100%掛け流しで利用されている。パンフレットにも看板にも源泉100%と謳っており、自信のほどが伺われる。
新鮮な掛け流しの内湯 |
実際入浴してみると素晴らしい湯で、掛け流しも多く採っていて良い温泉である。内湯は四角いタイル貼りの浴槽で小さな浴槽に源泉を入れ、熱い浴槽として、それが大きな浴槽に流れ、温めの浴槽になるような造りになっている。
シンプルな露天風呂 |
また露天風呂は石貼りの浴槽で浴槽の縁が一部切ってあり、そこから掛け流しの源泉が溢れて流れている。総計1570の食塩泉でHS 0.6 S2O3 2.0 H2S 0.1未満という総硫黄2.6mgのものであるが本格的な硫黄臭がある。新鮮なためであろう。透明ながらたまご味と食塩による少エグ味がある。
掛け流しの分かる露天風呂 |
PHは8.8で、かつCO3は11.0mgながらつるつるが強く成分的には不思議である。硫黄臭とつるつる強しの浴感で圧倒的に感動した。
※この記事に書かれている情報は2004年12月時点のものです。ご利用の際には最新情報をご確認ください。
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