温泉/九州の温泉

つるつるの美人湯、大分のモール系名湯(2ページ目)

大分市内にはモール系の黒湯の残る温泉施設を廻った。秘湯の感じのある柚木温泉や大きめないかりやま温泉、そして市街地にあるビジネス旅館のあしかり旅館をレポート

執筆者:郡司 勇



3あしかり旅館 54度の重曹泉(推測) 黒湯(50センチ) 
 はっきりした油臭 つるつるの良い湯 カラン自在 掛け流し 



あしかり1
小さなあしかり旅館







大分市内の細い路地の先にある小さな旅館。ここも街中の秘湯であろう。ここに温泉があるとは気付かない人が多いと思われる。建築も民家のような小さな造りであるし、1泊2食で4900円からという安価な旅館である。

あしかり2
カラン自在の内湯







浴室は1つのみで、男女交代で入浴する形式である。湯は54度の重曹泉と思われ、黒褐色の湯がカラン自在で浴槽に自在に注ぐことができる仕組みである。こちらもつるつるのある湯で小さな浴槽なので新鮮で良い。

あしかり3
コーラのような美しい色






黒褐色透明(50センチ)少苦味、はっきりとした油臭あり。という感触である。特に匂いは「いかりやま温泉」よりもはっきりと油臭があり、モールの成分によってモール臭と油臭の違いになるのか?またはモール臭の変化なのか、または本来の油分なのかは不明である。北海道のモール泉の元祖、十勝川周辺の温泉の香ばしい芳香は、油臭の変形なのかも知れない。

 



※この記事に書かれている情報は2004年11月時点のものです。ご利用の際には最新情報をご確認ください。


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