2 中乃湯 銭湯
鄙びた銭湯 純重曹泉とのことであるが、最初だけバスクリンを投入。
黒ずんだコンクリートの外観 |
沖縄市のコザの近くにある温泉銭湯。住宅地の中にあり、古びたコンクリート造である。手前に商店のような番台があるが、奥に浴室棟がありこちらがさらに古く黒ずんだ外壁になっていて鄙びている。
水色に塗られた窓枠 |
そして水色のペンキ塗りの窓枠がレトロである。浴室の中に入ると脱衣室と浴槽が一つになった別府の鄙びた共同湯のような空間である。やはり水色に塗られた脱衣棚とベンチがあり、浴槽は小判形のものが1つである。
大福餅のような白セメントの浴槽 |
これが変わり種で白セメントで盛り上がるように周囲より盛り上がっている。タイルの床の上に大福餅が載っていてその中央が浴槽の縁になっているような形である。
脱衣場と一体になった浴室 |
分析表によると Na 482 Cl 612 HCO3 2565という含食塩重曹泉である。湯の色が緑色になっており、ここは最初の1回だけ入浴剤を入れているそうである。その後加熱源泉を足している。緑色透明、少苦味、無臭と観察した。入浴料が230円と東京の400円に比べ沖縄は安くなっている。入浴剤を入れなければよいのになあと思った。
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