温泉/東海の温泉

岐阜の小さな温泉と白骨温泉(2ページ目)

岐阜県の山奥の秘湯2箇所、秋神温泉とくるみ温泉のレポートと白骨温泉の老舗「湯元斉藤旅館」に宿泊してゆっくりと観察した。白濁の重曹を含む硫黄泉である。

執筆者:郡司 勇


 

3 白骨温泉   湯元斎藤旅館   泊    
 新築なった大きな旅館、しかし室数は以前と同じとのこと。1.2.3.4号泉 混合 露天風呂は1号泉のみ 44.1度 木造の立派な内湯が素晴らしい。薄白濁、弱い苦味+重曹薬味+弱い炭酸味、甘い硫黄臭  含硫黄重炭酸土類泉(S-CaMgNa-HCO3)白骨は匂いが高貴で良い。HS 4.9 H2S 17.7 CO2 478.8 



白骨温泉の老舗で手前に柳屋やつる屋があるが、まさにこの宿が突き当たりの最奥である。今回の温泉騒動から、全国で数多くの温泉未利用のインチキ温泉が発覚したが、白骨温泉の共同湯で温泉ハップ投入が問題になってからである。

白骨1
新築なった外観








実際この宿はまったく問題がなく4本の源泉を所有しており掛け流しで利用されている。エントランスの両側に建屋があり明治館、大正館と呼んでいるが、改築前はそれぞれが明治、大正築であった。

 
白骨2
新築の内湯






今回は以前を踏襲して造られているが完全な建て直しで古い造りはすべて無くなっている。ただし明治館の木材に一部古いものを流用しているだけである。古い時に泊まりたかったものである。しかし部屋数は昔とおなじだということである。


白骨3
内湯に付属した露天風呂








温泉浴室は2箇所にあり中庭にある露天風呂と一番はずれにある内湯と露天風呂棟の2箇所である。木造で太い柱で造られた内湯とそれに付属する露天風呂棟は立派に造られており、時間とともに風格が出てゆくであろう。

白骨4
露天風呂棟の浴槽









露天風呂は曲線を使ったコンクリート製で木造の東屋より入浴する。1号泉を使っているとのことである。薄い白濁しており苦薬味、硫黄臭と観察した。硫黄臭は香ばしく高貴な匂いである。

白骨5
丸い浴槽の露天風呂




白骨6
天井の高い内湯

















内湯は4本の混合泉であるとのことである。木枠の四角い内湯とやはり木の露天風呂が付いている。男女交代になり片方は木の内湯に岩造りの露天風呂であった。玄関前に1号泉の源泉があり、湧出しているのがわかる。これが白骨の原点なのであろうと思った。




※この記事に書かれている情報は2004年8月時点のものです。ご利用の際には最新情報をご確認ください。


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