温泉/中国地方の温泉

於福、湯免、阿武川、宮野、ホタル温泉 山口県の掛け流し名湯5(2ページ目)

山口県の温泉めぐりは山口市の湯田温泉を目指して、周辺の温泉地を廻った。湯免温泉、阿武川温泉がなかなか良い。掛け流しのつるつるで硫黄臭もあるものであった。

執筆者:郡司 勇



4 宮野温泉 山口ふれあい館  
アルカリ性単純泉 循環オーバーフロー多しほぼ掛け流し 
つるつるやや強し 透明、無味、カルキ臭  




宮野1
現代建築の外観










長門峡温泉に行くが営業していなかった。神谷氏のレポをすっかり忘れていて、源泉が洞窟状のところから出ているという一文を数時間後に思い出した。しかしすでに遅しであった。山口市内に近い宮野に公営の温泉センターがあった。山口県一般に数多い清澄なアルカリ性単純泉でつるつるが強い温泉である。

宮野2
つるつるの内湯










ここで何箇所目であろうか?山口県はみなこのような温泉である。有名なところでも長門湯本、一の俣、俵山、湯免などみな同系のアルカリ性単純泉である。ここは源泉浴槽がなかったがオーバーフローの多い内湯が1つあり湯の使い方は合格点に入るが、カルキ臭を感知して残念であった。循環加熱の際に塩素を追加しているのであろうか?オーバーフローが多いのでその必要性があまり感じられなかった。


5 ホタル温泉  ホタル温泉泉  
源泉スタンド 初めてペットボトル汲みで次の温泉で浴びる
これは入浴と言おうか迷う。やはり現地浴びでカウントとしたい。
 弱Rn鉱泉 19.2度 透明、少たまご味、微硫黄臭 硫黄分は感じられる
 38.4キューリー (10.5マッヘ)
 




ホタル1
温泉汲み場










スーパーマーケットの大きな駐車場の角にある無料の温泉スタンド。大きな字でホタル温泉泉と書かれ、スーパーに買い物にきた人が立ち寄ってポリタンクに入れてゆく。まず少々味見してみると、はっきりしたたまご味と仄かな硫黄臭がある。19.2度の鉱泉で放射能で規定のようであるが湯田に近いので源泉に硫黄分が含有されていた。人が多いのでペットボトルに汲みあとで浴びた。そのときも硫黄臭を感じ立派な含有量であると思った。





※この記事に書かれている情報は2004年5月時点のものです。ご利用の際には最新情報をご確認ください。


*山陰、広島周辺特集*
  • 温泉津温泉、有福温泉、美又温泉など 山陰の名湯めぐり2
  • 瀬戸内、強食塩泉の名湯発見 広島と山口の温泉2
  • 山陰には良い湯がたくさんあります。温泉津や三瓶、小屋原、湯抱などですが今回は山口を中心として廻ってみました。 広島と山陰の湯1
  • 津和野塩ヶ原塩井戸、願成就温泉、柚木慈生温泉、石船温泉、鹿野温泉のレポートです。特に柚木慈生温泉は気に入りました。素晴らしい温泉です。広島と山陰の湯3 
    • 前のページへ
    • 1
    • 2
    ※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

    あわせて読みたい

    あなたにオススメ

      表示について

      カテゴリー一覧

      All Aboutサービス・メディア

      All About公式SNS
      日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
      公式SNS一覧
      © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます