山口県の掛け流し名湯 5



山口県の温泉めぐりは山口市の湯田温泉を目指して、周辺の温泉地を廻った。湯免温泉、阿武川温泉がなかなか良い。掛け流しのつるつるで硫黄臭もあるものであった。

 

1 於福温泉  道の駅おふく   
 単純泉 25度 
 透明、無味、無臭 循環 個性無し
  



おふく1
施設外観









豊田町から湖を抜け山を越して於福温泉に行った。道の駅に付属している温泉センターで、この源泉はほかの宿にも供給されているそうである。しかし同じであるというので道の駅の温泉センターで入った。

おふく2
露天風呂









25度の単純泉で透明、無味、無臭の循環であった。特に個性は感じられなかった。ほかの宿のほうが良かったのかもしれない。


 

2  湯免温泉 再訪 大衆浴場  80 
 弱Rnアルカリ性単純泉 37.8度 PH 9.8 
 HS 1.08 OH 1.07 古いレトロな洋館、教会堂のような造り
 白いモザイクタイル曲線浴槽 透明、少甘味、微硫黄臭(アロマあり)
 ヌル湯、つるつる 掛け流し 
 


 
湯免1
レトロな外観











昨日泊まった長門湯本を過ぎて湯免温泉に再訪した。旅館のとなりにある大衆浴場がすばらしい。以前と変わらずに存在していた。まず外観が洋風レトロな教会堂のような造りである。札幌の時計台のような三角屋根で、湯気抜きの部分にアーチ窓が連続している。南欧風の瓦が葺かれ良い風情を醸し出していた。

湯免2
教会のような洋風の外観









内部は白いモザイクタイルの曲線の浴槽である。アルカリ性単純泉の37.8度が弱く加熱され掛け流しされていた。総計235mgという極めて薄い成分量ながら重炭酸イオンよりも炭酸イオンが多いというこの地域で数多い、食塩炭酸ナトリウム系である。その他ヒドロ珪酸イオン(HSiO3)97.7mgやHS 1.08mg OH 1.076mgなどの特記成分が含有されている。


湯免3
曲線の浴槽










加熱は最小限にしているか、またはほとんどしていないと思われ、ヌル湯である。さらにつるつる感も感じられる。また仄かながら硫黄臭が立ち昇り雰囲気を高めていた。透明、少甘味、微硫黄臭アロマあり、と記録した。

湯免4
掛け流しの内湯











 

3 阿武川温泉 ふれあい会館   
 34.7度 アルカリ性単純泉 総計190mg 
 つるつるやや強し HS 1.82 OH 1.7 PH 10.01 
 CO3 31.5(主成分) 
 透明、たまご味、はっきりとした硫黄臭あり。
 源泉露天風呂32度あり、掛け流し
 センター系の外観で期待しなかったが、良いのでびっくり
 露天風呂オーバーフロー 内湯オーバーフロー多し循環  




阿武1
ダム下にある川沿いの外観











萩を越え阿武川の渓谷に沿って登って行く。水面の広い大きな川である。大きなダムの下の川畔に阿武川温泉があった。外観は一般的な温泉センターである。しかし良い源泉をうまく使っている温泉であった。

阿武2
源泉露天風呂











34.7度のアルカリ性単純泉でPHは10.1と高いアルカリ性である。さらに好感をもったのは、たまご甘味と硫黄臭である。そしてつるつるが「やや強し」の存在感のある湯が掛け流しで使われていた。特に露天風呂には源泉風呂があり32度ほどの湯温になっているが源泉掛け流しで感動した。


阿武3
内湯源泉口











また内湯はオーバーフローの多い加熱循環であるが源泉口と大きく明記された湯口から温泉が入れられておりその源泉ははっきりとした硫黄分の含有が認められた。特記成分として硫化水素イオン(HS)の1.82mgや水酸イオン(OH)の1.7mgがある。主成分はCO3の31.5mgである。総計190mgの極めて清澄な温泉ながら各成分の個性が良く出ていて高い評価とした。