4 一の俣温泉 温泉地再訪 旅館芳玉  
  透明、少甘味、微硫黄臭 仄かに硫黄臭立ち昇る。つるつるやや強し 
  掛け流し  




芳玉1
瀟洒な外観








一の俣温泉は以前温泉保養所に入った。ジャングル風呂のような温室の浴室であった。この旅館芳玉も「まっとうな温泉」に掲載の宿である。小さな宿で貸し切り利用の浴室が3ヶ所ある。一つは桧浴槽でのこり2つは露天モザイクタイル風呂である。ともに加熱源泉が弱く掛け流されていた。


芳玉2
木製の綺麗な内湯








つるつるは「やや強し」で透明、少甘味、微硫黄臭である。湯面から仄かに硫黄臭が立ち昇っていて好感した。大衆浴場よりも源泉がやや新鮮なのであろう。この後荒木温泉に行くが以前の旅館の敷地は更地で旧共同湯は鄙びていながらも健在であった。しかし浴槽の湯はカラでほこりが溜まっており、数年使っていないように見えた。隣の人の話だと所有者がたまに個人用で使っていると言っていたが、放置されているようであった。


芳玉3
モザイクタイルの露天風呂










 

5 豊田日野温泉 いこいの家  
 小さな建て家 Na-HCO3 冷鉱泉 総計1845mg CO3 87.5 
 透明、重曹苦味、無臭 つるつる最も強し オーバーフロー循環 
 ほぼ掛け流しに近い。秘湯である。
 




日野1
民家のような外観








豊田市街地にある豊田温泉に行くが、別館松田屋は湯を入れていなくカラであった。近くの日野温泉は町営の小さな施設である。寄棟造りの平屋で瀟洒な瓦屋根が良い風情である。


日野2
小さな内湯のみ









案内看板やガイドブックにも載っていなく秘湯と言えるであろう。浴室は小さな浴槽1つのみで18.3度の鉱泉がオーバーフロー循環されていた。総計1845mgの純重曹泉でNa 493mg HCO3 979mg CO3 87.5mgというつるつるの温泉でも最強の成分内容である。


日野3
掛け流しの浴槽








当然つるつるが最も強しである。重曹と炭酸イオンの相乗効果であろう。トロミのある湯がほぼ掛け流しと言っても良いほどにオーバーフローされ床にザンザンと流れ去っていた。透明、重曹苦味、無臭と観察した。しかしつるつるの強さと小さな浴槽に惜しげも無く加熱オーバーフローしている使い方。重曹苦味の味覚の3点が非凡で高い評価としたい。






※この記事に書かれている情報は2004年5月時点のものです。ご利用の際には最新情報をご確認ください。


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