18みるめ温泉
34.5度 蒸発1453 食塩重曹泉 薄褐色、渋味、少金気臭。 循環. 源泉は良いのであろうが使い方が最低。144リットルあるのにどうしたことか?
線路沿いにある銭湯で「湯遊びひろば」のネットワークに属している温泉である。蒸発1453mgの食塩重曹泉が湧出している。34.5度で毎分144リットルであるのにほとんどの浴槽が白湯で小さな気泡バイブラ風呂のみが温泉で更に循環である。オールナイトの銭湯で地元に密着していると思われるが温泉よりも白湯のほうが人気があるのかは不明であるが改善が期待される温泉である。湯は薄褐色、渋味、少金気臭という良い物だけに使い方を考えてもらいたいと思う。
19二宮温泉
含Fe重曹食塩泉 であるが濾過除鉄と思われる。
透明、塩渋味、無臭 循環であった。
街中の銭湯。含鉄重曹食塩泉というので期待したが濾過されていて透明である。除鉄であろう、しかし源泉の濃度を保っているのか塩渋味は感じられる。鉄分の香気も無くなっており残念。ここで数少ない私の読者に会いクアハウスで泊まれると聞き、車中泊を止めここで最後の湯とした。
20神戸クアハウス温泉
重曹泉、単純泉(硼酸泉)2本あり
今回はオールナイト銭湯などもあり温泉巡り終了は午前2時になった ここのカプセルにて就寝。重曹泉は36.5度 褐色濁り、重曹薬味、少鉱物臭
単純泉 40.0度 透明、無味、無臭 共に循環
2本の源泉があるカプセルホテル付き温泉サウナ。午前2時過ぎに入り、疲れきっていたので温泉は翌日の朝一番の入浴とした。1本は食塩重曹泉(Na-HCO3、Cl)で34.3リットル、36.5度というもの。もう1本は単純泉(硼酸泉と記入)で108リットルの40.6度という立派なものである。重曹泉はかなり個性があり褐色濁り(30センチ)、重曹薬味、少鉱物臭というものであるが循環で新鮮味に欠けるので、昨日たくさんの良い温泉に入ってきた私にとって興味が湧かない。単純泉は大きな浴槽であるが透明、無味、無臭で共に循環だと観察した。大きなビルの建築で1階では2本の温泉とは違う「布引の湯」なるミネラルウォーターをスタンド形式で売っていた。
21湊山温泉
29度の総計2493 含炭酸NaCa-HCO3、Cl CO2 1253の含有量は多い。しかし浴槽では循環で消えていた。ささ濁り、少炭酸金気味(源泉)、少金気臭
朝から混んでいる。源泉もすでにほとんどの炭酸は抜けていた。
六甲の山裾にある斜面と平野の接点にある温泉。風情のある入母屋瓦屋根の天王温泉と隣り合っている。小さな沢に沿って位置しており、川の石にも重曹系の析出物が散見できてこの山から炭酸系の重曹泉が沸いている片鱗がわかった。大きな浴槽のある内湯で温度別に3ヶ所に入れるようになっている。朝8時台というのに次々と客が来て混んでいる。分析表では総計2493mgの含炭酸食塩重曹泉であるが遊離炭酸が飛び抜けて多く1253mgというほとんど単純炭酸泉に近いものである。溶存のうち解離成分はわずか1084mgでやっと塩類泉になったものである。源泉蛇口があるが針金で締めてあり残念であった。湯は既に加熱により炭酸の感触は抜けていた。しかし少ない溶存物質ながら湯はうす褐色濁り、少金気味、少金気臭となっていた。ちょろちょろと流れていた源泉では微かに残る炭酸味が感知出来たのみであった。本来は炭酸水のような源泉であろうと思うと残念である。またの機会に再訪したい。
※ 天王温泉は定休日
風情のある外観。
22芦原温泉
六甲布引源泉、Na-HCO3、Cl 露天風呂のみ温泉。透明、重曹薬味、カルキ臭
弱いすべすべあり
「ゆあそびひろば」のネットワークの一つ、六甲布引源泉と記入されている。露天風呂のみ温泉で透明、重曹薬味、カルキ臭、循環というもの。分析表は発見できずに終わったがNa-HCO3、Clと記入されていたので1gは越えているのであろう。弱いすべすべが感じられた。