ニセコ周辺は炭酸系の薬師温泉、硫黄泉系の湯本、五色温泉などがあり素晴らしい温泉天国である。また食塩泉の良い湯いわない温泉やキロロなどにも行きます。
13バン渓温泉 (再訪) オサル湯
足元自噴
昔立ち寄り記憶が薄くなっていたので寄って見た。川沿いにある足元自噴の露天風呂で無料開放されている。泉質は透明、無味、無臭の全くの白湯に近い極めて清澄な湯である。岩の割れ目から熱い湯が湧出している。黒い塩ビホースで加水して適温にしているが気にならない。夜の訪問で全くの暗黒であった。
14北湯沢温泉(温泉地再訪) 地元専用共同湯
温泉地の大変貌にびっくり、昔泊まった旅館が見当たらない
長流川の渓流に沿った鄙びた温泉街は見事に発展し大きなホテルの並ぶ層雲峡のようになっていた。湯量豊富な混浴大内湯のあった横山旅館(だったと思う)に宿泊してから早18年になり昔の話となってしまった。今回は通過のつもりで道を急いでいると共同湯が見えたので寄ってみた。大滝村共同湯と書いてあり地元専用のようである。すこし待ち混んでいる時を避け、入浴客が一人になったときになんとか御願いして入浴した。(原則不可)透明、無味、無臭で蒸留水のような見事に清澄な湯であった。
15ルスツ温泉
総計2955ながら個性が良く出た温泉、匂いが絶品
46度の食塩泉である。総計2955mgと比較的薄いながら良くこれまで個性を表現したと思われる良い湯。畑の中に建つ小さな共同湯風の日帰り温泉施設である。薄緑褐色に濁り、少塩味と苦味がある。匂いが絶品で焦げたような甘い香りと弱い金気臭に湯口では微硫黄臭も感知できた。新鮮であるため少々泡付きがありそれによるつるつるもある。掛け流しの内湯のみというシンプルで良いものである。成分は食塩がメインながらMg 68.2(11.8%)Ca149.6(15.8%)Fe4.5 HCO3 315.4(10.87%)SO4 113(4.98%)などを含み源泉のままなので良いのであろう。特に鉄の存在による匂いと味覚で良い表情となっていると思われる。
16ニセコ駅前温泉 綺羅の湯
ニセコで循環に会うとは驚いた。
ニセコ駅前の新築センター系温泉施設。外観はなかなかの現代建築で凝った意匠で頑張っている設計である。露天風呂の風情や中庭の利用できるオープンスペースなども美しい良く考えられた建築である。源泉はNa―Cl、HCO3泉である。分析表がなく詳細は不明であるが透明、少塩薬味、カルキ臭というもので循環が残念である。
1 ニセコアンヌプリ温泉
湯量豊富大露天風呂、昆布と同系の湯
昆布温泉の近くの温泉。56度の含食塩、芒硝、重曹泉(Na-HCO3,Cl,SO4)である。昆布と同系であろうが湯量豊富な露天風呂が素晴らしい。深くかつ大きい露天風呂は中央に大量の温泉を掛け流している。量が多いので湯面の上が熱くなっているほどで攪拌すると適温である。温泉の感触は透明であるが岩が褐色に染まり、少苦味、湯の香ありと観察した。匂いが良く、湯量で豪快な印象の温泉であった。