7 川南温泉
45度の食塩泉で総計3679のもの。食塩のほかにCa101 Mg35.6 K111 Fe1.3、HCO3 246 CO3 16.8などを含み含蓄のある湯となっている。そして使い方が良い。440リットルの湧出量を男女で分け、使い切っているといったもので、それに合う大きさの浴槽を造ったというものは感心した。したがって適温にするために過大な大きさの木枠の内湯1つのみである。プレハブの施設に大きな浴槽のみそしてざんざんと溢れ去る。温泉の表現でこれ以上のものは必要ないなどと思わせてくれる良い物であった。
8 木城温泉 木城温泉館ゆらら
センター系の日帰り温泉施設。29.4度の単純泉で総計227という薄いもの。 透明、無味、無臭で味覚に液体塩素味がした。
9 高鍋温泉 めいりんの湯
以前仮設であったときはよかったというのを聞いたことがあるが立派に新築され木造の凝った美しい建築となっていた。ドーム型のエントランスなどはよく考えられ計画されている。湯は48.4度の食塩泉で総計8153のもの。内湯露天風呂とも黄色褐色、塩甘味 臭素臭あり。と観察した。素材はよいものであるが強烈循環で湯が死んでいるような感触。これは残念!これが掛け流しであったらそうとう良いであろうと減滅感おおきい温泉であった。
10 西都温泉
純重曹泉の総計約1800ほどのもの。温度不明。湧出量不明 ほとんどの成分が重曹でそのほかはCO3 78.1というものはつるつるしないはずがない。Na460(97.8%)HCO3 1080(81.7%)CO3 78.1(12%)という極めて純粋な泉質。やはりつるつるやや強しであった。PHは8.6と一般的。透明、重曹薬味、無臭といったもので典型的な重曹の感触。 私は掛け流しだと観察したが単に人が入って溢れているのかなかなか判別できなかった。どなたか行った方は観察してみてください。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。