福島へ行った。ほぼ再確認の旅であったがそれは楽しく充実していた、これからも古い記憶のところをじわじわと再訪したいと思っている。特に入湯番号200番台で、古い記録の只見川沿いは良い湯が多く素晴らしかった。なかでも川口と小栗山は初入湯であったり楽しい温泉めぐりであった。また念願の清兵衛温泉ではここで3000湯を期していたため新潟の社長の許しを得て、閉めていた源泉を流していただき感動的であった。
1大信村温泉 地域福祉センター
26.2度の単純泉 総計175という薄い物、透明、無味、無臭 温度にて規定。
2明治湯
単純硫黄泉 約15度 透明、少たまご味、少硫黄臭 タイル張り小判型浴槽1つのため混浴。湯がカラで新鮮な湯を入れてもらったので良かった。これが数時間経過していたら硫黄は完全に抜けていたと思われる。こういった残念な温泉をいくつも経験しているだろうなあ、、、、と思う。つるつるするし硫黄は充分に感じられるし良い湯であった。
3藤沼温泉 やまゆり荘
一般的日帰り湯。総計580の単純泉ながら素材は良い。46.9度でNaCO3系。弱いつるつるの湯。HS0.8はまったく面影もないのが残念。
4天栄温泉
以前時間外で未湯となっていた。苦味泉系の硫酸塩泉で8.5度 透明、辛味、無臭のもの。東沢、寒河江などと同じくバラ風呂になっていて驚いた。玄関廻りと建屋の雰囲気は瀟洒でよい。
5野仲共同湯
地元専用温泉。許可取りに奔走して時間がかかる。古い共同湯の建築の中は薄暗いがなんとSUSバスであった。透明、無味、微々硫黄臭。湯は一般的であるがこの系の好きな人にはお勧め。外観鄙び。
6岩瀬湯本温泉
分家星野屋と本家星野屋、に挟まれて湯口屋と共同湯がある。再訪の共同湯に入ろうとしたがここは最近地元専用になったとのことで湯口屋に湯を請う。49度の含塩化土類食塩泉で総計2636 薄濁り、弱塩苦味+少たまご味、ほぼ無臭。の湯。HS 0.446 H2S 1.01は掛け流しであるが感覚にはそれほど訴えてこない。土類の苦味のほうが分析表通りであった。明治初年築の萱葺き母屋が秀逸。
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