ツリーハウスは子どものころの「秘密基地」の延長線
これが私、清水國明が建てたツリーハウス。夢の空間です |
ツリーハウスは子どものころに憧れていた秘密基地の延長線上にあります。枝振りのいい大木に出会うと、ウキウキしませんでしたか?木登り少年だった僕は、ほんの少しの手がかり、足がかりがあれば、どんな木にも登ることができました。筋力に見合う体重だった頃のことです。言葉に出来ない爽快感に時間の経つのを忘れていたものですが、夕方になって家に帰らなければならないのが、いつも不満でした。この木の上で寝てみたい、いっそ暮らしたいと思っていました。
あの頃の願いが叶って僕は今、富士山の麓、河口湖近くの森の中にツリーハウスを造って住んでいます。
だからツリーハウスに暮らす!~その1~
何もない暮らし=ストレスのない暮らし
そびえ立つ樹木がすべての基。余計なものを作らず、木々と共存します |
4畳という面積は決して広くないですが、狭くも感じません。むしろ必要なものにすぐ手が届くのが嬉しい。必要なもの自体、最低限にしているので、どこにあるか探すなんてことはまったくなく、ストレスも溜まりません。在るのがわかっているのに見つけられない、広いのに使いきれない、掃除しきれない。普通の生活では当たり前のストレスも、木の上では皆無です。
次のページではツリーハウス暮らしで得られる自然の力を紹介します