全面舗装の林道で奥秩父のど真ん中へ

国道からの分岐
R140にある案内表示。塩平・乙女高原方面に向かうわけだが、「最初のトンネルをくぐったらすぐ左折」と考えた方が分かりやすい

今回紹介するのは山梨県大弛(おおだるみ)峠。標高は2360m、北アルプスの乗鞍岳への道が一般車通行止めとなった今、マイカーで行ける車道としては、富士山の富士宮口新五合(2400m)に次いで標高の高い場所だ。反対側に抜けられる峠としてはもちろん最高地点となる。林道ということでちょっと二の足を踏む人もいるだろうけど、山梨県側は完全舗装となっていて危険なところはないし、なんたって車が少ない! 紅葉を探しにドライブを楽しむならぜひおすすめだ。

玄関口となるのは中央道勝沼IC。ここから北上してJR中央線の塩山駅あたりを通り、恵林寺の先でR140に合流するまでは前回の記事「山梨から秩父へ、秋満喫ルート」と同じ。違うのは、R140合流して1kmも走らないうちに、最初のトンネルをくぐってすぐ左折すること(ただし、この先トイレなど休憩場所がないことを考えると、R140をそのまま進んで道の駅花かげの郷まきおかに一度立ち寄ってから戻るのがいいかも)。
姥の栃
杣口林道の途中にあるトチノキの大木、「姥の栃」

R140を左折して坂を登りきるとT字路になっていて、これを右折。あとはほとんど道なりといっていい。人家やりんご畑が尽きると杣口(そまぐち)林道に入る。このあたりはダム工事のためにダンプが通ることも多いので、対向車には注意を。しばらくは展望のない急カーブの道が続くが、左側が開けてくれば道もよくなって走りやすい。10月末にはカラマツ林の黄葉が広がっているだろう。

左にダム工事の現場を見下ろし、道が下りになると柳平。左右の斜面は牧草地になっている。ここからは左へ乙女高原方面の道(クリスタルライン)も分岐しているから、時間と天候によってはそちらへ向かってもいい。すぐ近くには金峰泉という温泉もある。
柳平
工事現場になる前は隠れ里のような風情だった柳平。ここを過ぎればダンプも少なくなる