まずは小江戸・川越でイモづくし

おさつコロッケ
蔵の街並みにある、その名も「おさつ」という店の名物。醤油をたらして食べるのがおすすめ。店頭で揚げたてを狙おう
菓子屋横丁
菓子屋横丁の狭い路地には、懐かしい駄菓子やイモのお菓子、おもちゃなどが並ぶ

前回の群馬・栃木編に続き、今回は埼玉県内のローカルフードを探検だ。まずは関越道を川越ICで降り、川越の蔵造りの街並みへ。ここは江戸の守りを固める場所として重視された川越城を中心に開けた城下町。現在残っている街並みは明治時代の大火以後に防火建築として作られたものだけど、瓦屋根と黒漆喰の重厚な家が並ぶ風景は、まさに小江戸と呼ばれるのにふさわしい。ぜひクルマを停めて、歩いて散策しよう。景観保護のために電線が取り払われた町は、それだけでちょっと違った雰囲気だ。

で、歩いていると気がつくのは、イモを材料にした商品の多さ。いもどうなつ、いもソフト、いもキャラメル、いもセンベイ、焼き芋コーヒーにいもワインまで。川越は江戸時代中期、関東で最初にサツマイモの栽培が始まった場所で、江戸時代には焼き芋といえば川越イモだったとか。都市化した現在、イモ畑はさすがにほとんど見られないけれど、名物ということでそれぞれの店がアイデアあふれる商品を出している。食事メニューや和菓子もあるけれど、わりあいスナック系が多い。町を探検しながらちょこちょこ食べ歩こう。蔵造りの街並みから路地を西へたどれば、駄菓子のお店が並ぶ菓子屋横丁もある。こういうところに来ると、僕はつい子どもの頃の欲求を爆発させて大人買いしてしまうのだった。
つぼやきいも
平本屋は川越市街で唯一残ったつぼやきいもの店
やきいも
透き通るように焼き上がったイモ。皮ごと食べるべし。


もっとも、やっぱりサツマイモといえば基本は焼きイモでしょう。以前は、菓子屋横丁の近くにあった「ふたみ」のファンだったんだけど、残念ながら閉店したとのことで、もう一つの有名店、平本屋へ。場所は蔵造りの街並みよりも川越駅寄り。うっかり話しながら歩いていると見落としてしまいそうな小さな店だ。
ここの特徴は、石焼きイモじゃなくって「つぼやき」。陶器製の壺の中にイモがぶら下がっている。1本たった150円。割ってみると中は半透明の飴色になっていて、これ食べたらそこらの石焼きイモなんか食べられません。ほんと。

川越散策に行こう!
川越の甘味処、あかりやさんのHP。かわいいイラストを駆使した、見やすくてきれいなサイト。ドライバー向けには渋滞回避・コインパーキング情報付きのマップがうれしい。
蔵の町 小江戸川越
川越商工会議所HP内のコンテンツ。見やすい地図がドライブ前の下調べに便利。