割引メリットがあるうちに使え!


ついにETCの利用率は60%を突破。首都高速では70%近い数字となっている(ETC総合情報ポータルサイト)もう、ちょっと前のような「料金所渋滞を横目に見てスムーズに通過」なんて優越感は味わえなくなってしまった。もちろん、全体的な交通渋滞の解消効果はあるのだろうが、自腹を切ってETC車載器を利用している側にとっては、残るメリットは、割引制度の活用しかないのだ。

ただし、いつまでも割引が続くとも思えない。これまで、各高速道路会社などでは、ETCの普及のためにさまざまな割引制度を導入しているけれど、それはあくまで普及をうながすためのもの。現実にここまで普及してしまえば、それは実質的な値下げと同じだ。割引サービスが廃止されるのも、そう遠いことではないだろう。
だからこそ、いまのうちに積極的に割引サービスを利用していきたい。
そう、ETCを「付けてるだけ」じゃなく、そのサービス内容を知っておくことが必要なんだ。

時間帯にこだわれ


最新情報をチェックする前に、まず、現在行われている主要な割引サービスの活用法について、簡単に紹介しておこう。
1・通勤割引:東京・大阪近郊以外なら、6時〜9時と17時〜20時の時間帯にかかるように移動すれば半額!
朝なら、6時ちょうどに料金所を降りてもいいし、9時寸前に料金所へ入ってもオッケー。ちょっとだけでもこの時間帯に入っていればいいわけ。往復で使えば、これだけで最大1400円も浮いてしまう。100km以内の移動に限定されたものだから、もっと長距離の移動であっても、とにかく100km走行する前に一度ICを降りて半額のメリットを受けよう。100km以上一気に走ってしまうと割引は全く受けられなくなる。

2・早朝夜間割引:東京・大阪近郊なら、22時から6時までの時間帯に利用すれば半額
通勤割引と同様、この時間帯に少しでも引っかかっていれば割引が受けられる。夜から朝にかけての移動なら、22時過ぎに料金所を出るか、6時前に料金所に入ればいい。こちらも100km以内限定。ちなみに中央道では、この割引対象が当初高井戸〜八王子間の均一区間に限られていたが、この4月からは河口湖および甲府昭和まで適用区間が拡大されている。
3・深夜割引:日本全国で、0時から4時までの時間帯に利用すれば30%引き
割引率は低いけれど、距離の制限がないというのは大きい。特に遠出をするときなど、深夜になってしまうこともあるはず。里帰りなどで到着が11時過ぎになってしまうなら、いっそサービスエリアなどで休憩して、0時過ぎに料金所を出た方が得、というわけ。途中の食事代くらいは軽く浮いてしまうはずだ。

登録しなきゃ始まらない! マイレージサービス

ETC関係のパンフレット
ETCの活用法については、ネット上のほかにも各SA/PAなどにパンフレットが用意されている。この方が見やすいかも

さらにもう一つ、ETCならではのお得なメリットがマイレージサービス。これは利用金額に応じてたまったポイントが還元される仕組みで、航空会社のものと基本的に同じと考えればいい。還元額はポイントに応じて決まっていて、最低500ポイント以上で還元される仕組み。1000ポイントためると8000円分の還元(無料通行分)が受けられる(現金が戻るわけじゃない)。ポイントは東/中/西日本高速道路株式会社の場合で50円について1ポイント。つまり、5万円分高速道路を利用して、8000円サービスということになる。マイカーを仕事や通勤に使う機会が多い人などは、利用するしかないだろう。
大事なのは、これが登録しないだめってこと。ただ付けているだけでなく、もらえるものはしっかり登録してもらっておこう。

特に、9月30日までは東/中/西日本高速道路株式会社によるポイントプレゼントキャンペーンが利用できるから、登録しただけで600ポイントがもらえる。中でも中日本高速道路株式会社では、これに加えてアンケートに答えるだけでさらに400ポイント、抽選でその上に1000ポイントのプレゼントキャンペーンを行っている(ただしこの間に2回以上利用することなどの条件はある)のが注目だ。中日本高速道路というと中部地方だけのことと思いがちだけど、東名高速と中央道の全線が含まれるから、関東地方在住の人も積極的に参加を。これは基本的に新規でETC車載器を導入した人へのサービスだが、すでにETCを装着済みでこれからマイレージ登録をする人にもポイントプレゼントは設定されている。いずれにしても、マイレージを登録するなら9月中に!
このほか、愛知県道路公社/福岡北九州道路公社/名古屋高速道路公社などでも期間限定のポイントサービスキャンペーンを行っている。