ドライブ／ドライブ関連情報

静かな海辺で貝拾いなんてどう？(3ページ目)

海辺のドライブは、実は冬こそ楽しい。雪の心配はあまりないし、クルマも少ない。夏は有料駐車場だったり、進入禁止の場所も、冬は普通に入れたりする。晴れた日を選んで、たまには海辺で貝拾いなんてどう？

更新日：2006年01月04日

執筆者：上田泰久

浜辺で拾えるタカラガイミニ図鑑

貝殻の中でも人気が高いタカラガイ。丸っこい形で、ほかの貝とは比較的区別も付きやすい。ここでは関東周辺でも比較的よく見つかる代表種を紹介しておこう。

メダカラ

メダカラ日本のタカラガイ類中唯一、青森県まで分布している種類。関東周辺でも最も数が多い。名前は背中にある黒い斑を目にたとえたものとか。打ち上げられてすり減るときれいな紫色になる。

チャイロキヌタ茶色の地に濃い色の帯が浮き出ているのが特徴。腹側は真っ白。すり減ってくるとやや明るい色になってくる。大きさはメダカラと同じくらい。

オミナエシダカラ別名チチカケナシジダカラとも呼ばれるように、背中の斑点をミルク色の層が覆っている。打ち上げではこれも紫色になっているものが多い。

ハツユキダカラふくらみの強い形で、灰色に少し緑がかったような地色に白い水玉模様がある。ツヤの残ったものは陶器のような感じできれい。

ホシキヌタ三浦半島や房総半島で普通に拾えるタカラガイの中では最も大きく、6cmを超えるものもある。茶色の地に淡い星の模様が散らばっている。

シボリダカラ青灰色の地に白い斑点を散らした中型のタカラガイ。腹側は「歯」といわれる刻みがやや長く伸びている。大きいもので3cmくらい。

サメダカラタカラガイの殼はつるんとしたものが多いのに、これは小さい突起が一面にあってザラザラ。名前も「サメ肌」からきたもの。腹側も一面に「歯」が伸びている。

キイロダカラ名前の通り、新鮮なうちは黄色みがある。ただし打ち上げられたものではほとんど白くなってしまう。古代に通貨として使われた貝の一つ。

カモンダカラお腹が鮮やかな茶色なのですぐ区別できる。背中も花紋宝の名の通り華やかな模様で彩られているけれど、きれいなものを見つけるのは難しいかも。

ハナマルユキ花丸雪という名前と見た目があんまり合ってない気がするが、漆器のような渋い色合いのタカラガイ。成長したものは幅広くなり、ずっしりと重みも感じる。

前のページへ

1
2

3

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

朝採り野菜にお客さんが詰めかける！道の駅「やちよ」

朝採り野菜にお客さんが詰めかける！道の駅「やちよ」

道の駅「開国下田みなと」で下田の歴史や自然を体験！

道の駅「開国下田みなと」で下田の歴史や自然を体験！

特産品以外にも！豊富な施設の道の駅「水の郷さわら」

特産品以外にも！豊富な施設の道の駅「水の郷さわら」

どんぶり型の外観の道の駅「どんぶり会館」で陶芸体験

どんぶり型の外観の道の駅「どんぶり会館」で陶芸体験

「道の駅あらい」は旅行の拠点としても便利！

「道の駅あらい」は旅行の拠点としても便利！

子供も大人も楽しめる道の駅！「名水の郷きょうごく」

子供も大人も楽しめる道の駅！「名水の郷きょうごく」

のりもの天国、浜松へGo！

のりもの天国、浜松へGo！

あなたにオススメ

表示について