志賀草津道路は、群馬県草津温泉から長野県志賀高原へ、標高2000mの山々を縫って走るスカイラインルート。荒涼とした火山風景から針葉樹林帯、白樺林の高原と、わずかな間に変化に富んだ眺めが味わえるドライブルートだ。

軽井沢から峠を越えて
カラマツ林の中を走る


草津湯畑
草津温泉の中心にある湯畑。温泉街は道が狭いので、駐車場にクルマを置いて歩こう。ここは夜の雰囲気もいい
長野県側から紹介していこう。個人的な好みでいえば、下道が長い関越道からのルートより、軽井沢を抜けて高原気分を味わえる上信越道経由の方がオススメだ。さすがに軽井沢周辺は交通量が多いけれど、峰の茶屋を抜けて浅間山の北側に入ってしまえば走りやすい。
カラマツ林に囲まれた鬼押ハイウェイを一気に下れば吾妻川のほとりの万座鹿沢口。ここから万座ハイウェイで万座温泉に直行するのもいいが、草津に寄るなら県道59号へ。なだらかに山腹を巻いていく途中、クルマを停めて振り返れば浅間山の姿が大きい。
道の駅草津運動茶屋公園を過ぎればもう草津温泉だ。

草津白根への登り
草津から殺生河原を過ぎ、さらに登っていけば樹林はなくなり展望が広がる。路傍にはコイワカガミの花も咲く

温泉街から30分で
高山植物の楽園に到着


草津温泉からの志賀草津道路は、ひたすら急なワインディング。最初のうちは展望もなく、夏はちょっとアジサイに似たノリウツギの白い花が目立つくらいだけど、殺生河原あたりまで登れば展望が開けてくる。もっとも、火山ガスのために駐停車禁止の場所もあるので注意。青葉山ゲレンデでは、7月下旬にもなればヤナギランの赤紫の花が群れているだろう。傾斜が緩やかになってくれば、志賀草津道路で最大の観光スポット、湯釜への白根山レストハウス駐車場だ。
湯釜
ライトグリーンの水をたたえた湯釜は駐車場から徒歩10分ほど。周囲は明治時代の火山活動で荒涼とした雰囲気になっている