ドライブ/ドライブ関連情報

カーナビ時代こそ、マップにこだわれ!(3ページ目)

カーナビがあっても、やっぱり紙の地図は必要。一目で分かる情報量豊富なドライブマップは、出発前に計画を立てるときにも、気ままに寄り道して遊ぶにも絶対役立つんだ。そこで、今回は地図の選び方を解説しよう。

執筆者:上田 泰久

地図のデザインは好み次第

地図の比較
左:関東日帰りお出かけ道路地図/右:スーパーマップル関東道路地図。いずれも10万分の1

等高線による高さの表現
MAXマップル関東甲信越 静岡・福島道路地図。場所は大月市北部。よく見ると国道の幅の違いが表現されていることが分かるだろう。全体の色合いは淡く、等高線で高度差を表現している。僕自身は山登りで地図に慣れたこともあり、こういう表現の方が馴染みやすい
上の写真は、同じ昭文社の、同じ縮尺の地図を比較したもの。縮尺が同じでも、地図にはそれぞれ個性がある。国道は赤、県道は緑色というようにある程度共通する約束事は共通しているけれど、大きく違うのが配色や標高差の表現方法。地図の版元が違えばなおさらだ。これは、何が正しいというものではなく、自分にとって見やすいかどうかで判断するといい。
また、地図に盛り込まれる情報の選択もそれぞれ違う。最近では、縮尺比較の写真で紹介した「でっか字関東道路地図」のように、字を大きくして見やすさを狙ったものも人気だ。
僕が個人的にこだわっているのは、道の広さがどう表されているか。右の写真のように、同じ国道でも狭い場所は狭く、広い場所は広く描かれていると、実際に走るときの参考になるからだ。また、これは地図を読み慣れていない人にはあまり関係ないことかも知れないが、高原や山岳ドライブの場合、等高線が描かれている地図の方が高低差のイメージをつかみやすいと思う。
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