いよいよゴールデンウィークが近づいてきました。そして先日、入ってきたのは、雪に覆われていた立山黒部アルペンルートが全線開通したというニュース。この立山黒部アルペンルートは、私も一度は行ってみたいと思っている、乗り物好きにはとても魅力的なルートなのです。
ルートは、長野県の信濃大町から立山までの約55.6km、北アルプスの立山連峰を貫いていくもの。あの、白くそびえ立つ立山連峰の中を走るというだけでも、ちょっとわくわくしませんか? さらに電車で34km走れば、富山市まで行けるというから、異次元空間を通過するような感じです。
この55.6kmのあいだは、ロープウェイ、ケーブルカー、トロリーバス、高原バス……と6種類もの乗り物を乗り継ぎます。途中、少し「徒歩」なんてのも入りますけれど。
そして、このトロリーバス、なんと日本唯一の電気で走るトロリーとか。ハイブリッドカー、燃料電池と、クルマ業界は未来的な技術のいろいろな話題が飛び交っていますが、実は路面電車同様、頭の上に電線があれば、バスだって簡単に電動バスとして走ってくれる。電気自動車の原点、ここにあり? という感じです。
雪の溶けきらない5月の北アルプスは、荘厳な雰囲気をたたえています。リフレッシュしにいかがですか。立山黒部アルペンルートの詳細については、黒部ダムのホームページからお入りください。
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