台湾/台湾の観光

映画みたいな旅がしたい!『闘茶』を巡る旅(4ページ目)

7月から公開中の映画『闘茶』の雰囲気が味わえる旅に出かけてみませんか? 『闘茶』は京都と台湾を舞台とした、茶に心を奪われた人々とお茶の物話。台湾のお茶である東方美人や高山茶が香る様な旅をご提案します。

保谷 早優怜

執筆者:保谷 早優怜

台湾ガイド

美しき茶芸師、楊が茶藝館を開いた『猫空』で、旅の締めくくりを

楊とルーファ
茶畑を歩く楊(ヤン)とルーファ。©2008 TEA FIGHT FILM ASSOCIATION
映画のような旅の締めくくりに相応しい場所へ、ご案内しましょう。山の上に建つ茶藝館へと私達を連れて行ってくれるのは、フランス製のゴンドラ。日本では一般的にロープウェイと呼ばれていますが、あえて現地の人と同じようにゴンドラと呼ぶのが気分です。

お茶の時間
動物園駅から猫空駅までは20分弱。空を浮遊するような感覚を楽しめます。
思いがけないほど高いところをすいすいと渡っていくので爽快な乗り心地。夏は車内が暑くなりますが、窓から涼しい風が入ってくるので意外と大丈夫です。眼下にはシダやバナナの木が揺れて、南国気分が高まります。

猫空(マオコン)駅を降りたら、縁續縁景観茶坊(ユェンシーユェン ジングァンチャーファン)へ向かいましょう。ここは茶藝館(チャーイーグァン)と呼ばれる中華式カフェで、映画のラストでヴィック・チョウ扮する楊(ヤン)がゆるりと寛ぐシーンが撮影された場所です。

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