路線バスで台北市内を移動する(中~上級者向け)
台北の路線バスは、バス番号が重要! 利用するバス番号のバス停があるかどうかも必ずチェックしましょう
バスは上手く使えば目的地まで、たった15台湾元(50円)で行くことが出来るものの、実は台北在住者でも乗りこなすのがなかなか難しいのです。
バス停には路線図と、始発~終バスの時間、大体何分間隔で運行しているかということが書かれています
- 乗車するバス停の場所
- 乗るべきバスのバス番号
- 目的地の停留所名
路線バスはかなり揺れますので、座席に座るか、手すりやつり革にしっかりつかまってください。
路線バスの乗り方
バスは行き先の名前より行き先の番号で判断します。乗る番号のバスが来たら、横に手を挙げて乗る意思表示をしましょう。そうでないとバスは止まってくれません。多くのバス停があるところはバスが何台も連なるため、通常より手前の位置で乗り降りする場合があります。バス停でバスを待つ際、台湾ではバス停での喫煙は法律で禁止されているのでご注意を!路線バスの運賃・払い方
バス運賃が先払いか後払いかということは、バスによってまちまちです。運転席の上のほう、またはドア付近上部に『上車収票』または『下車収票』と電光板で表示されていますので、これで判断します。『上車収票(シャンチェーショウピャオ)』なら運賃先払い、『下車収票(シャーチェーショウピャオ)』なら後払いです。台北では、運賃は台北市内であれば一律15台湾元。おつりはでませんので、必ず小銭を用意しましょう。もし何度もバスやMRTに乗る予定があれば、悠遊カー(ヨウヨウカー)を購入しておくと便利です。MRTとの乗り継ぎがあるとバスが8台湾元(約30円)で乗れるという割引制度があります。
路線バスの降り方
電光掲示板を確認し、降りるバス停が表示されたら『下車鈴』と書かれたブザーを押します
ただし台北の停留所名は現在通過している道(○○)を最初に、交差している道(△△)を後に持ってくる『○○△△路口』という名前が多く、例えば南京路を走り続けるバスならば『南京林森路口』『南京吉林路口』『南京松江路口』…… という、非常に似通った名前のバス停がなんと8つも続きます。目的地の停留所名はしっかり手帳に書き留めておきましょう。
車内前方の電光掲示板で次の停留所名を確認し、降りるバス停の手前で降車ブザー(下車鈴)を押すのは日本と同じです。
バスを上手に乗りこなしたいならこの1冊
公車捷運220台湾元(750円)
台北の全てのバス路線と台鉄、高鉄の時刻表が書かれています。MRT○○駅の何番出口を出れば何番のバス停がある、というようなことも載っているので、バスを乗りこなしてみたいひとにはおすすめ。普通の書店では扱っているところが少ないので、駅の中にある書店で買うと良いでしょう。バス路線は常に変動しているので、最新版を使うようにしてください。
台北のバスについては、こちらをご参照ください。
我愛巴士5284 http://www.taipeibus.taipei.gov.tw